ほぼピンチョス。 ( 1 / 3 ) [旅]

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2週間ほど前に急に思い立ち
1月下旬に美食で有名な
スペインのサン・セバスティアンに行って来ました。

サン・セバスティアンへは、国際空港のあるビルバオから
直通バスで1時間程。

高速脇に連なる山並みが何だか日本の風景に似ていて
懐かしい気分になります。

到着後、バスを降りてホテルに向かおうとすると・・・



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金曜日の午後だというのになぜがものすごい人出。



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コック姿の人もちらほら居て
一体なんなんだろう ???
と思っていたら・・・



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目抜き通りで、子供のパレードが行われていました。



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どうやらお祭りのようで、ホテルまでの道は
両側共パレードを見物する人で物凄い混み様。

やっとの思いでホテルに辿り着き
受付で尋ねると到着した1月20日
まさにその日が、町の名前の由来でもある
聖セバスティアンの祭日で、「タンボラーダ」
という名の太鼓祭りが行われているとの事。

お祭りがある事に全く気が付かなかったので
予備知識もなく、あわててウィキで
調べたところによりますと・・・


「この祭りの起源は、ナポレオン戦争中にフランスの占領軍が
毎日モンテ・ウルグルからサン・テルモまで行進したのを
スペイン人の商人(コックを含む)がそのまねをしながら
あざ笑ったことによると言われる。」 との事で、


お祭りの最中はコックの恰好や兵士の恰好をした住民が
太鼓をたたきながら街中を練り歩くのだそうです。

ちなみに、昼間には子供のパレードがあり
先程見かけたのは、それだった様。



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荷物を置き、町に出ると早速
いましたいました !
コックさんの恰好をした人たち。



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お祭りはさておき、今回の旅の目的は
ピンチョスを食べる事なので、
バルに向かいます。

限られた時間の中で出来るだけ
美味しい物を沢山食べたいので
作戦 ( ? ) としては、
事前に調べた有名店+ホテルで貰った
おすすめバル一覧表を基に回る事にしました。



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最初のバルは、ホテルから一番近かった
ゴイス・アルギ ( Goiz Argi )。



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中々カジュアルな店内。
人気店なので、人がどんどん入ってきます。



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こちらでは名物のエビの串焼きを注文。
海老もぷりぷりだし
何より上にのっているジェル状の
ソースが美味 !



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続いて、同じ通り沿いにあった
ボルダ・ベッリ ( Borda Berri ) へ。



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こちらでは、ブタのあばら肉のケバブを注文。
結構な大きさで、表面がカリカリに焼いてあって
美味しい !



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旧市街はこじんまりとしていて
十二分に歩いて回れる大きさ。

町中には古くからのお店も多く
むか~しからここに置いてありそうな
子供向けのこんな乗り物も。



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ボケボケですが・・・。

小さな子供もちゃんと
コックさんの恰好をしているのが
かわいい。



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お土産用の太鼓も売っていました !



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さて、どんどん行きましょう 。
こちらはガンバラ ( Ganbara ) という名のバル。



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有名な蟹のタルトと・・・



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チョリソー ( かな ? ) ロールを注文。
どちらも、まぁまぁ普通の味でした・・・。



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続いて、ガンダリアス ( Gandarias ) へ。



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こちらのバルはカウンターの前が
本当に混雑していて、
中々近づけませんでした。

でも、斜め前にいた親切なお兄さんが
代わりに注文してくれ・・・



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何とか、牛フィレ肉のピンチョスと・・・



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マッシュルームのピンチョスを
入手することに成功。

お肉はフツーでしたが、マッシュルームが
めちゃくちゃ美味しかった・・・。



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教会前の広場を通りかかると
丁度、演奏が始まる所でした。



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皆さん、とっても楽しそう !



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ドクロのマークが渋いですね・・・。



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一曲演奏し終わった後には
行進が始まりました。



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太鼓 ( 樽 ? ) を叩きながら
ぞろぞろと移動する
コック姿の人達。



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後ろから眺めると
なかなか壮観です・・・。



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町の真ん中にある広場には特設ステージが設けられ
程なく、演奏が始まりました。



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こんな小さな赤ちゃんも
バチを握りしめていました !



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太鼓 ( 樽 ? ) を叩きまくり・・・



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合間に踊りまくる人たち。
巨大なフォークがかわいい !



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到着後、ほぼ食べてばかりなので
( 一応 ) 観光もしてみます。



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海沿いにあった風格のある建物。



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お天気が良かったので
それほど寒さは感じませんでした。
正に、お祭り日和。



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マリーナには小舟が沢山停泊していました。



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コンチャ海岸。

「コンチャ」とは貝殻という意味だそうで、
言われてみればカーブした海岸線は
貝の形に見えます。



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町中の屋台で売っていたドーナツ。
おいしそうだったけど
ピンチョスの為、がまん我慢。

この辺りで一旦ホテルに戻り休憩。
夜に備えます。



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暗くなり、活動再開。



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町中には相変わらず
太鼓を叩きながら
練り歩く人々の姿が・・・。



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この辺りは、休憩場所になっていて
色々なグループが次から次へと
やって来て暫し休憩しては
又、行進を始めていました。



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行進は午前零時まで続くそうなので
まだまだこれから ! という感じ。



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では、夜の部、行ってみましょう !
最初のバルはこちら。
チェペチャ ( Txepetxa )。



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アンチョビが有名なお店なので
アンチョビのピンチョス
( 上にのる具が数種類あり ) と・・・



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つみれの天ぷらのような物を食べました。
アンチョビは美味。
つみれ ( ? ) は普通。



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続いて、バル・スポーツ ( Bar Sports ) へ。
こちらのお店は、ホテルのおすすめに載っていて
名前がスポーツってなんだかな~と思いつつ
行ってみたのですが・・・



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大当たり !!! でした。
ウニはまぁ普通だったのですが・・・



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こちらのフォアグラがとにかく絶品。
いい具合に焼いてあって、最後に
ぱらぱらっと掛けてくれる
岩塩が味のアクセントになって
本当に美味しかったです。



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そして再び、ゴイス・アルギ ( Goiz Argi ) へ。



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こちらでは、マッシュルームと・・・




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昼間に続いて海老の串焼きを食べました。
串焼きは相変わらずの美味しさ。



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そろそろお腹も一杯になってきたのですが
チーズ・ケーキが有名なバルの前を
通りかかり、ついフラフラと中へ。



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当然、チーズケーキと・・・



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何故かここにきて
ミート・ボールを注文。
どちらも美味。

特にチーズ・ケーキは名物だけあって
本当においしい。
お腹一杯のハズなのに
なぜか食べられます・・・。



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カウンターの脇には焼きたての
チーズ・ケーキが
ずらりと並んでいました。



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さすがにこのまま帰って寝るのは
キケンなので、散歩をする事に。



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お祭りはこれからがクライマックスという感じでしたが
少し歩いた後ホテルに戻りました。
 
結局、この日に回ったバルの総数は8件。
満足、満足。






年末年始は船上で。 ( Day 5 / 6 ) [クルーズ]

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翌日、船はベルギーのゼーブルッヘ ( Zeebrugge ) に寄港。
オプショナルツアーに参加し、港からバスでゲント ( Gent ) へ。



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ゲント到着後、徒歩で旧市街の中心部に向かいます。
前夜はかなり冷え込んだらしく
路面が凍っていました。



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都市としてはかなり大きいゲントですが
旧市街はご覧の通りののどかさ。



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旧市街全体がテーマパークのようです。



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素敵なお城や・・・



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気の利いた小物が沢山ありそうな雑貨やさんや・・・



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美しく、歴史のありそうな建物などなど
街中至る所に好奇心をそそられる物が沢山あり
ぶらぶらと歩いているだけで
とても楽しいです。



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ここにも、巡礼のシンボル
ホタテ貝のマークが。

ヨーロッパを旅していると
至る所でお目にかかります。



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歩き疲れたので開店を待つようにして
こちらのお店に入店。



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美味し~いベルギー・ビールを頂きました。
ああ、幸せ・・・。



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まだクリスマス・マーケット開催中だったので
ちょっと冷やかし、近くのガイドさん一押しの
お店でチョコレートを購入。

集合時間が近づいて来たので
集合場所に戻ります。



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そして無事に船に帰還。
船首の写真を撮りたかったのですが
この先には行けなかったので
ここで我慢。
でも十分キレイ。



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残念ながら、この日がクルーズの最終日。
最後なので、出港直後のデッキに出てみると・・・
寒いので見事に誰もいませんでした。
はは。



***



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翌朝、目覚めると既に船は
サウザンプトン港に着岸済み。

朝日が綺麗です。



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下船後は駐車場へ。
サウザンプトンも冷え込んだらしく
駐車してある車には
思いっきり霜が降りていました。



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愛車にも・・・。



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近づいてみると、細か~い
霜柱が立っていました !
ワンちゃんの毛みたいですね。



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ふと後ろを振り返ると、そこには
次の出航を静かに待つ
クイーン・エリザベス号の姿が・・・。

楽しかったな~。
また乗りたいな~と思いつつ
港を後にしたのでした・・・。





年末年始は船上で。 ( Day 4 ) [クルーズ]

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翌朝、船が出港する前に再びアムステルダムの街へ。



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ユニークなデザインの欄干を持つ橋を渡り・・・



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前日に行かなかったヨルダン地区に行ってみました。

とてもシックで素敵な町並みですが
通りの片隅には・・・



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先日の盛り上がりぶりがよく分かる花火の残骸が。

アムステルダムでは年末から年始に掛けて
市民が花火を打ち上げる習慣があるそうで
12月31日の日には街を散策していると
あちらこちらから
パンパンパンという音が聞こえてきました。



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中にはこんな状態の物も・・・。
凄いですね~。



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その後、船に戻り・・・



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午後になり出港。



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幻想的な風景を眺めながら・・・



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大海原へ・・・。



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この日の夜には船上でデザート・ビュッフェが
行われました。



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所狭しと並べられた
芸術的なケーキやチョコレート
クッキーやムースなどなど。



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結局、見ているだけでお腹いっぱいになってしまい
何も食べずに部屋に戻ったのでした・・・。

ああ、残念 !




年末年始は船上で。 ( Day 2 / 3 ) [クルーズ]

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2日目の終日航海日を経て、
3日目、船はアムステルダムに寄港。



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最初に向かったのは国立ミュージアム。



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ミュージアムの前の広場は
ご覧の通り、スケート・リンクになっていました。

寒そうに見えますが・・・
本当に寒かった~ !!!
最近、ロンドンは暖かいので
寒さが堪えます・・・。



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では、入館。
やはりこの絵は必見。

レンブラントの「夜警」です。



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館内の図書館。
内装のせいか、蔵書がまるで
美術品のように見えます。



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だまし絵。

近くで見るので絵だと分かるものの、
遠くから見たら彫刻にしか見えない
見事な出来栄え。



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続いて花市場へ。



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お花は売っているものの
冬だったので、チューリップは
木製の飾りと球根が主。
ちょっと残念・・・。



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細い運河に橋が架かり
絵になる風景の多いアムステルダム。



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ですが・・・自転車に乗っている人がものすご~く多く
いろんな方向からビュンビュン自転車がやって来て
慣れていないと結構コワイ。

ちなみに、こちらは前に子供を乗せるタイプ。



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ぶらぶらと歩いていたら、
行列が出来ている屋台を発見 !
すかさず列に並び、
ニシンの酢漬けと・・・



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鯖のスモークのサンドイッチを購入して
食べてみました。

どちらも美味 !

特に、ニシンの酢漬けは、
日本のお寿司屋さんでも
出てきそうな懐かしい味で、
思いっきりお寿司が食べたくなりました・・・。



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成熟した国、オランダでは大麻は合法。
という訳で、アムステルダムには
沢山のドラッグ・ストア ( ? ) が・・・。



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それだけでも驚きなのに
こちらは、何と、教会の建物の
外壁の一角で営業していた
ドラッグ・ストア ( ? )。

う~ん、オランダ・・・自由すぎる・・・。



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歩き疲れたので、老舗の
ブラウンカフェ ( バー ) で一休み。
壁一面に並べられた樽がいい感じです。



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船に戻る前に有名な
自販機のコロッケを買ってみました。



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お店に入ると、日本の高速のサービスエリアに
有りそうな自販機がずらりと並んでいます。



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お金を入れ、こんな風に商品を取り出します。

自販機の裏側にはお店の人が待機していて、
空いた場所にどんどん新しいコロッケを
入れていくので、アツアツの出来立てを
食べる事が出来ます。

クリーミーで美味しかった !



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この日は大晦日。
船はアムステルダムに一晩停泊するので
出港までまだまだ時間はありますが、
取り敢えず船に戻る事に。



***



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新年のカウント・ダウンが近づき
船内中央の吹き抜けにはシャンパン・タワーが
現れました。



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次々と開けられ、注がれていくシャンパン。
タワーのてっぺんまで注ぎきるには
少し時間が掛かりそうです・・・。



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部屋に戻ると、丁度、客室係の男性が
ご覧の一皿を持ってくれました。

見たところ、お餅らしき物とみかん。
なぜこれが部屋に配られるのか
全く分からなかったので
これは何 ??? と尋ねると、
日本のお正月に食べる物を
日本人の客室にのみ配っているとの事。

なるほど、おめでたい紅白のお餅ですか。
わざわざ用意してくれたんですね !

食事の後で、お腹一杯でしたが
折角なので頂く事に。
お餅は、中にあんが入っていて
柔らかく美味でした。

ご馳走様です・・・。



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いよいよカウント・ダウンが始まり
街のあちこちで花火が打ち上げられ始めました。



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・・・が、風が弱かった為、
煙が散らず、少し経つとこの状態に・・・。

雨が降らなかったのがせめてもの幸いです。



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続いて、船内時間 ( アムステルダムより1時間遅い )
に合わせてのカウント・ダウン。

ダンス・ホールの天井には
年明けを待つ風船が沢山。



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3.・2・1 で年が明けると・・・



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天井の風船が一斉に落とされ・・・



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はしゃいで足で風船を足で割りまくる乗船客たち。



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先程の吹き抜けに移動すると
こちらでも賑やかな光景が
繰り広げられていました。



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バーのダンス・フロアーも
満員御礼。

とても賑やかな年明けです。



年末年始は船上で。 ( Day 1 ) [クルーズ]

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年末から年始にかけ、キュナード社の
クイーン・エリザベス号でクルーズに行って来ました。

当日は本当にいいお天気で、出港地のサウザンプトンまでの
ドライブもおまけで楽しむ事が出来、
乗船前から大満足。

とてもスムーズだった乗船手続き後、
部屋に荷物を置き早速、船内探検。



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こちらはキュナードの客船には付き物のパブ。
いつも混雑していました。

でも、よくよく考えてみれば、日本の客船に
居酒屋があるようなものですね。
う~ん、渋い・・・。



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少し追加料金を払えば利用できる
ゴージャスなレストラン。
この他にも数件ありました。



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らせん階段が素敵な図書館には・・・



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文庫本だけでなく、
こんな雑誌まで取り揃えられていました !

後でわかった事ですが、今回のクルーズには
日本人が200人乗船していたので
船側も配慮してくれた様子。

年配の女性の方が多かったので
こんな雑誌を用意してくれたんですね~。
さすが、キュナード !



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夕闇もせまり、そろそろ出港の時間。
出港パーティが開かれるデッキに出てみると・・・



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既に大勢の人が出港風景を楽しんでいました。



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シャンパンを注文し、見物に参加。



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お天気も良く、風もない素晴らしい夕暮れ。
明日からが楽しみです・・・。








クリスマス直前に・・・ ( 2 / 2 ) [旅]

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翌日は朝からポンペイへ。
遺跡に入場すると、出版社顔負けの
立派な日本語のガイドブック ( 無料 ) が
用意されていました。

ガイドブック片手に早速散策開始。
お天気も良く、暖かいので気持ちがいいです。



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遺跡に入ると、早速年代を感じさせる物を発見 !
上の写真の真ん中、馬車道の部分にできた轍です。



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調理用品。
約2000年前の調理用品が
目の前に有るという事に驚きます。
( もしかしたらレプリカなのかもしれませんが・・・。 )



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こちらは大劇場。
今でも十分に使える立派な劇場です。



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「犬に注意 ! 」の文字と共に描かれている犬のモザイク画。
モザイク画の緻密さと美しさにはびっくり !

作るのが難しそうな犬の鎖が
今と全く同じ形なのには更にびっくりです。



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豪華な石造りの床。
こちらも、今でも十分通用しそう・・・。



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ヴィーナスの絵。
画風は素朴な感じですが
色合いが素敵 !



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写真だと大きさが分かりにくいのですが
こちらは浴場の一部。


この他にも色々なタイプの
施設があって、ポンペイの人の
浴場好きが伺えます。



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当然ですが、遺跡内はかなり広く、
半日ではとても回り切れません。
・・・という訳で、見どころだけを
中心に回り、4時間程滞在してナポリへ。

冬のポンペイは人影まばらで、
より当時に近い雰囲気を楽しむ事が出来ました。



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再びナポリの街に出ると
クリスマスの直前という事もあり
大通りは押すな押すなの大混雑。

皆さん、大きな紙袋をいくつも抱えていました。



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美味しそうなピッツエリアを見つけたのですが
開店まで1時間程時間が有り、
更に結構歩き疲れていたので
カフェで時間を潰す事に。

ワインを頼んだら、美味しそうな
おまけが付いて来たので
誘惑と戦うのに苦労しました。



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目出度く、お目当てのお店に開店と同時に入店。
すぐに満席になってしまったので
早めに来てよかった !



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こちらでは、アランチーニ ( ライスコロッケ ) と



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当然、ピザを注文。
この日はキノコのピザにしてみました。

嗚呼、美味しすぎる・・・。



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食後はしばし街を散策。
イルミネーションが綺麗 !



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こちらも素敵 !



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更にぶらぶらと歩いていると
洒落たブティックやレストランが
建ち並ぶ一角に迷い込みました。


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素敵なバーだな~と思って見ていたら
お店の人に一杯どうですかと言われ
勧められるままに、腰を下ろし
赤ワインを一杯。



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すっかり満足してホテルに戻る途中
シャッターの真ん中に何やらはめ込まれて
いるお店を発見。



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近づいてみると、何とタバコの自販機 !

イタリアにはよくあるらしいのですが、
今回初めて気が付きました。
我ながら鈍いな~。


***



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翌朝、機上からとても綺麗なナポリ沖を
眺め、無事に帰宅。

オペラを観て、美味しいピザが食べられればいいや~
という軽い気持ちで行ったナポリですが、
クリスマス直前の街の雰囲気も楽しかったし、
街自体も色々な雰囲気の地域が
混在していて面白かったし、
空いていたポンペイを堪能する事も出来、
かなり充実した旅になりました。

又、夏にいきたいな~。







クリスマス直前に・・・ ( 1 / 2 ) [旅]

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ナポリに行って来ました。

ナポリと言えば、やはりピザ。
・・・という訳で、到着後さっそく
ピッツェリアでランチ。

もちもちサクサクの生地がものすご~く
美味しいピザを堪能しました。



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昼食後は街を散策。

大通りの脇の細い路地には
ご覧の通りの混沌とした世界が
広がっています。



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丁度クリスマス前だったので
街中にはキリストの生誕を
表すオブジェが沢山売られていました。



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宗教的な物ですが、とても綺麗なので
フツーに飾っても良さそう・・・。



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今回の旅のお目当ての一つ、
カラバッジョの絵を観に行きました。

こちらは「慈悲の七つの行い」
というタイトルの絵で、
ピオ・モンテ・デラ・ミゼリコルディア聖堂
( Pio Monte della Misericordia )
の祭壇画として飾られています。

聖堂内の絵を真正面から堪能した後は
2階に併設された美術館の小窓から
再び、違った角度で絵を楽しむ事が出来ます。

う~ん、カラバッジョ、相変わらずパワフルです・・・。



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続いて、近くにあるドゥオーモに行くと、
入口に衛兵が立っている一角があり
何やら物々しい雰囲気。



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意を決して ( ? ) 中に入ると、
聖職者が信者に祝福を与えていました。
テレビ局も来ていたので、
偉い方だと思われます。

私も列に並ぼうかなと思いましたが、
さすがに信者ではないので止めておきました・・・。



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街中の至る所で売られていたゲーム。



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箱に入ったタイプもありました。

クリスマス向けに売られているとすれば、
( 昔の ) 日本のお正月の定番、「すごろく」や「かるた」
みたいな感覚の物でしょうか ???



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クリスマス・マーケットも開催されていて
プレゼントに良さそうな小物が
沢山売られていました。



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思わず足を止めてしまった程
可愛かったディスプレイ。
癒される~ !



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夜は、オペラ「ラ・ボエーム」を観にサン・カルロ劇場へ。

その昔、こちらの劇場で椿姫を観て以来、
すっかりオペラの虜になってしまった
思い入れのある劇場ですが、
改装されて、ものすご~く綺麗になっていました。

+ 劇場内の案内係が全て若い女性で
しかも美人揃い !
ぜ~ったいに顔で選んでるよな~と推察。

おまけに、制服がとてもお洒落で、
最初はフツーにオペラを観に来た人だと
思っていたので、案内係だと知って驚きました・・・。



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ふかふかで座り心地抜群の椅子。
椅子というよりはソファーという感じ。



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早めに劇場に着いたので
場内をぶらぶらしていると、
綺麗なツリーの下で行われていた
子供抜けのレクチャーに遭遇。

小さい頃からオペラに慣れ親しんで
いるなんて、さすがイタリア !



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オペラ終了後 ( 結構遅かった ) は、
輝くツリーの横を通り抜け・・・



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お昼に行ったピッツェリアでボンゴレ・ビアンコと・・・



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お昼に続いて、もう一度ピザを食べ
ホテルに戻ったのでした。

満足満足。



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こちらは、ホテルの近くのお肉屋さんで
部屋飲み用に購入したご当地ワイン。
ラベルもコルクも付いてない渋~い一品です。

きっと、ご近所さんが家飲み用に買うんでしょうね。
なかなかユニークな物に巡り合えました・・・。









タグ:ナポリ

ワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアー。 [日帰り旅行]

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12月のとある週末、ロンドン郊外にある
ワーナー・ブラザーズ・スタジオに行って来ました。

こちらでは、映画ハリー・ポッター全作品が撮影され
今では撮影に使われたセットを一般に公開しています。

チケットは予約販売のみで、当日券はありません。
間際に思いたったので、ウェブ・サイトでは当然売り切れ。
でも、日系の旅行代理店が販売している
電車と入場券のパッケージ・ツアーに空きがあったので、
そちらで参加する事にしました。



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入場は30分おきで、待機場所にはハリーが幼少時を過ごした
階段下の物置の部屋のセットが・・・。



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こちらのいかめしい扉の先には・・・



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お馴染みの大広間が広がっていました !



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丁度クリスマス前だったので、
クリスマス・プディングが飾られていました。
食べ物というよりは、まるで爆弾のようです・・・。



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可愛らしいケーキのディスプレイも。



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寮に続く階段のセット。



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寮の談話室。

撮影時の衣装も飾られていましたが、
個人的にはない方が雰囲気が出て良かったかも。
でも、まぁ良しとしましょう・・・。



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ハリー達の部屋。

ベッドは1作目に作られた為、
撮影が進むにつれ、ぐんぐんと背が伸びる
男の子達には小さくなってしまったので、
横向きに「くの字」型に寝たりして撮影していたそうです。



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校長室。



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魔法薬学の教室。

上の校長室もそうですが、
どれも実際に使われていたセットだけあって
大きさは実物大で迫力があるし
小さな小物一つに至るまでものすご~く
手が込んでいて感心してしまいます。



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秘密の部屋の扉。
大きくて堅強 !



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映画には欠かせない、ホグワーツ特急はもちろん本物。



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ちゃんと、中も見学できるようになっています。



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特急以上に重要な、9¾ ホーム。
同じものが横に3つ並んでいて
自由に記念撮影が出来る様になっていました。



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スタジオ内のカフェで一休み。
折角なのでバター・ビールを飲んでみます。



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バター・ビールの正体は
あま~いサイダーの上に
ホイップ・クリーム。



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ダイアゴン横丁のセット。
お店の中にはいる事は出来ませんが、
それぞれのお店のリアルなウィンドーディスプレイを
見て回るだけでも楽しい !



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極めつけはこれ。
ホグワーツの1/24 の模型。

らせん状の通路を下りながら回りをぐるりと
一周できるようになっています。

丁度この時期は、雪のホグワーツが
展示されていました。



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それにしても・・・



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上の写真といい、こちらの写真といい
アップで撮ると、まるで本物のようです・・・。



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夜をイメージしてライトアップされたホグワーツ。
神秘的でとても綺麗。



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最後にオリバンダーの杖のお店を通り、
売店に抜けるとツアーはおしまい。


実は、ハリー・ポッターの映画は
ものすご~く前に観たきり。

・・・という訳でクリスマス休暇中
改めて、全シリーズを観ました。
そして、どうせなら全部観てから
見学に行けばよかったな~と思った次第。





大ツリーと小ツリー。 [ロンドンで見つけたこと]

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ロンドンのキングス・クロス駅の近くに突如現れた
氷漬けのツリー。



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ものすご~く冷たそう ! ですが、実は精巧な作り物。
とはいえ、珍しさと綺麗さでは群を抜いています。



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そんなツリーには遙かに及ばないものの
今年は初めて家用に生木を買ってみました。

高さ30cm程のちびちびサイズですが
とっても、いい感じで個人的には大満足。



皆様はどんなクリスマスを過ごされるのでしょうか ???
Happy Holidays !





靴の街と学生の街。 [日帰り旅行]

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とある週末、ノーザンプトン ( Northampton ) に出掛けました。
ノーザンプトンにはメンズの靴のメーカーが集まっていて、
ファクトリー・ショップが沢山あります。

今回は、その中の一つ、ジョン・ロブ ( John Lobb ) へ。
ファクトリー・ショップは工場に併設されていて、
ご覧の通りの簡素さ。

超高級靴がかなりお安く入手出来るとあって
結構混みあっていました。



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せっかくノーザンプトンまでやってきたので、
ついでに靴の博物館も見学する事に。



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館内には、色々な時代の色々な国の
ありとあらゆる靴が
整然と並べられていました。

さすが御膝下 ( ? )



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昔の工場内の写真 ( 大きい ! )
と共に展示されていた機械。



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靴の各パーツの名称一覧表。
う~ん、勉強になる・・・。

しかし・・・靴ってこんなに色々な
パーツから出来ているんですね !
びっくりです。



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博物館を出た後は、車で1時間程の距離にある
ケンブリッジ ( Cambridge ) へ。
ケンブリッジといえば、泣く子も黙る ( ? ) 有名カレッジの集まる学生街。

何故か、今まで一度も行った事がなかったので、
ついでに寄ってみました。



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こちらはキングス・カレッジ ( King's College )。
名前の通り、王様 ( ヘンリー6世 ) によって造られた
カレッジです。



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広々とした敷地内に点在する建物はすべて豪華。



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立派な教会があったり・・・



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綺麗な小川が流れていたり
こんな素敵な環境で勉強できる
学生が羨ましい !



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続いて、フィッツウィリアム博物館
( Fitzwilliam Museum ) へ。

豪華なエントランスが印象的なこちらの
博物館は、ケンブリッジ大学によって
運営されています。



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装飾が美しい正面入り口。
ビクトリア&アルバート博物館に
雰囲気が似ていて私好み。



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絵画の展示フロアー。

年代別・国別に分けられた絵画が
展示されているのですが・・・
珠玉の名作揃いで、本当にびっくりしました !



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ギリシャやエジプト等の彫像などを集めたコーナー。
こちらも結構見応えがありました。



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陶磁器の展示コーナー。
日本の陶器のコレクションも充実。

いつも有難いな~と思うのは
こちらの博物館や美術館は特別展を除くと
フィッツウィリアム博物館のように
無料の所が多く、いつでも一流の
芸術に気軽に触れられるという事。



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クリスマスの飾り付けがされた通り。
綺麗ですね~。



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こちらは、自身の結婚の為に
英国国教会を造った
パワフルな王様、ヘンリー8世が
造ったカレッジ、トリニティ・カレッジ
( Trinity College )。

エントランスにはヘンリー8世らしき像が
飾られ、門をくぐる人々を見守っていました。

残念ながら時間外で内部の見学は出来なかったのですが
古めかしいエントランスを見学できただけでも満足。



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日も暮れかけて( でもまだ午後4時前 ) 来たので
帰途に就きます。

この日は、道の正面に三日月と、
そこからまるで糸で吊り下げられたかのような
金星を眺めながら帰りました。
綺麗でした・・・。



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