クリスマス直前に・・・ ( 2 / 2 ) [旅]
翌日は朝からポンペイへ。
遺跡に入場すると、出版社顔負けの
立派な日本語のガイドブック ( 無料 ) が
用意されていました。
ガイドブック片手に早速散策開始。
お天気も良く、暖かいので気持ちがいいです。
遺跡に入ると、早速年代を感じさせる物を発見 !
上の写真の真ん中、馬車道の部分にできた轍です。
調理用品。
約2000年前の調理用品が
目の前に有るという事に驚きます。
( もしかしたらレプリカなのかもしれませんが・・・。 )
こちらは大劇場。
今でも十分に使える立派な劇場です。
「犬に注意 ! 」の文字と共に描かれている犬のモザイク画。
モザイク画の緻密さと美しさにはびっくり !
作るのが難しそうな犬の鎖が
今と全く同じ形なのには更にびっくりです。
豪華な石造りの床。
こちらも、今でも十分通用しそう・・・。
ヴィーナスの絵。
画風は素朴な感じですが
色合いが素敵 !
写真だと大きさが分かりにくいのですが
こちらは浴場の一部。
この他にも色々なタイプの
施設があって、ポンペイの人の
浴場好きが伺えます。
当然ですが、遺跡内はかなり広く、
半日ではとても回り切れません。
・・・という訳で、見どころだけを
中心に回り、4時間程滞在してナポリへ。
冬のポンペイは人影まばらで、
より当時に近い雰囲気を楽しむ事が出来ました。
再びナポリの街に出ると
クリスマスの直前という事もあり
大通りは押すな押すなの大混雑。
皆さん、大きな紙袋をいくつも抱えていました。
美味しそうなピッツエリアを見つけたのですが
開店まで1時間程時間が有り、
更に結構歩き疲れていたので
カフェで時間を潰す事に。
ワインを頼んだら、美味しそうな
おまけが付いて来たので
誘惑と戦うのに苦労しました。
目出度く、お目当てのお店に開店と同時に入店。
すぐに満席になってしまったので
早めに来てよかった !
こちらでは、アランチーニ ( ライスコロッケ ) と
当然、ピザを注文。
この日はキノコのピザにしてみました。
嗚呼、美味しすぎる・・・。
食後はしばし街を散策。
イルミネーションが綺麗 !
こちらも素敵 !
更にぶらぶらと歩いていると
洒落たブティックやレストランが
建ち並ぶ一角に迷い込みました。
素敵なバーだな~と思って見ていたら
お店の人に一杯どうですかと言われ
勧められるままに、腰を下ろし
赤ワインを一杯。
すっかり満足してホテルに戻る途中
シャッターの真ん中に何やらはめ込まれて
いるお店を発見。
近づいてみると、何とタバコの自販機 !
イタリアにはよくあるらしいのですが、
今回初めて気が付きました。
我ながら鈍いな~。
***
翌朝、機上からとても綺麗なナポリ沖を
眺め、無事に帰宅。
オペラを観て、美味しいピザが食べられればいいや~
という軽い気持ちで行ったナポリですが、
クリスマス直前の街の雰囲気も楽しかったし、
街自体も色々な雰囲気の地域が
混在していて面白かったし、
空いていたポンペイを堪能する事も出来、
かなり充実した旅になりました。
又、夏にいきたいな~。
クリスマス直前に・・・ ( 1 / 2 ) [旅]
ナポリに行って来ました。
ナポリと言えば、やはりピザ。
・・・という訳で、到着後さっそく
ピッツェリアでランチ。
もちもちサクサクの生地がものすご~く
美味しいピザを堪能しました。
昼食後は街を散策。
大通りの脇の細い路地には
ご覧の通りの混沌とした世界が
広がっています。
丁度クリスマス前だったので
街中にはキリストの生誕を
表すオブジェが沢山売られていました。
宗教的な物ですが、とても綺麗なので
フツーに飾っても良さそう・・・。
今回の旅のお目当ての一つ、
カラバッジョの絵を観に行きました。
こちらは「慈悲の七つの行い」
というタイトルの絵で、
ピオ・モンテ・デラ・ミゼリコルディア聖堂
( Pio Monte della Misericordia )
の祭壇画として飾られています。
聖堂内の絵を真正面から堪能した後は
2階に併設された美術館の小窓から
再び、違った角度で絵を楽しむ事が出来ます。
う~ん、カラバッジョ、相変わらずパワフルです・・・。
続いて、近くにあるドゥオーモに行くと、
入口に衛兵が立っている一角があり
何やら物々しい雰囲気。
意を決して ( ? ) 中に入ると、
聖職者が信者に祝福を与えていました。
テレビ局も来ていたので、
偉い方だと思われます。
私も列に並ぼうかなと思いましたが、
さすがに信者ではないので止めておきました・・・。
街中の至る所で売られていたゲーム。
箱に入ったタイプもありました。
クリスマス向けに売られているとすれば、
( 昔の ) 日本のお正月の定番、「すごろく」や「かるた」
みたいな感覚の物でしょうか ???
クリスマス・マーケットも開催されていて
プレゼントに良さそうな小物が
沢山売られていました。
思わず足を止めてしまった程
可愛かったディスプレイ。
癒される~ !
夜は、オペラ「ラ・ボエーム」を観にサン・カルロ劇場へ。
その昔、こちらの劇場で椿姫を観て以来、
すっかりオペラの虜になってしまった
思い入れのある劇場ですが、
改装されて、ものすご~く綺麗になっていました。
+ 劇場内の案内係が全て若い女性で
しかも美人揃い !
ぜ~ったいに顔で選んでるよな~と推察。
おまけに、制服がとてもお洒落で、
最初はフツーにオペラを観に来た人だと
思っていたので、案内係だと知って驚きました・・・。
ふかふかで座り心地抜群の椅子。
椅子というよりはソファーという感じ。
早めに劇場に着いたので
場内をぶらぶらしていると、
綺麗なツリーの下で行われていた
子供抜けのレクチャーに遭遇。
小さい頃からオペラに慣れ親しんで
いるなんて、さすがイタリア !
オペラ終了後 ( 結構遅かった ) は、
輝くツリーの横を通り抜け・・・
お昼に行ったピッツェリアでボンゴレ・ビアンコと・・・
お昼に続いて、もう一度ピザを食べ
ホテルに戻ったのでした。
満足満足。
こちらは、ホテルの近くのお肉屋さんで
部屋飲み用に購入したご当地ワイン。
ラベルもコルクも付いてない渋~い一品です。
きっと、ご近所さんが家飲み用に買うんでしょうね。
なかなかユニークな物に巡り合えました・・・。
タグ:ナポリ
ワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアー。 [日帰り旅行]
12月のとある週末、ロンドン郊外にある
ワーナー・ブラザーズ・スタジオに行って来ました。
こちらでは、映画ハリー・ポッター全作品が撮影され
今では撮影に使われたセットを一般に公開しています。
チケットは予約販売のみで、当日券はありません。
間際に思いたったので、ウェブ・サイトでは当然売り切れ。
でも、日系の旅行代理店が販売している
電車と入場券のパッケージ・ツアーに空きがあったので、
そちらで参加する事にしました。
入場は30分おきで、待機場所にはハリーが幼少時を過ごした
階段下の物置の部屋のセットが・・・。
こちらのいかめしい扉の先には・・・
お馴染みの大広間が広がっていました !
丁度クリスマス前だったので、
クリスマス・プディングが飾られていました。
食べ物というよりは、まるで爆弾のようです・・・。
可愛らしいケーキのディスプレイも。
寮に続く階段のセット。
寮の談話室。
撮影時の衣装も飾られていましたが、
個人的にはない方が雰囲気が出て良かったかも。
でも、まぁ良しとしましょう・・・。
ハリー達の部屋。
ベッドは1作目に作られた為、
撮影が進むにつれ、ぐんぐんと背が伸びる
男の子達には小さくなってしまったので、
横向きに「くの字」型に寝たりして撮影していたそうです。
校長室。
魔法薬学の教室。
上の校長室もそうですが、
どれも実際に使われていたセットだけあって
大きさは実物大で迫力があるし
小さな小物一つに至るまでものすご~く
手が込んでいて感心してしまいます。
秘密の部屋の扉。
大きくて堅強 !
映画には欠かせない、ホグワーツ特急はもちろん本物。
ちゃんと、中も見学できるようになっています。
特急以上に重要な、9¾ ホーム。
同じものが横に3つ並んでいて
自由に記念撮影が出来る様になっていました。
スタジオ内のカフェで一休み。
折角なのでバター・ビールを飲んでみます。
バター・ビールの正体は
あま~いサイダーの上に
ホイップ・クリーム。
ダイアゴン横丁のセット。
お店の中にはいる事は出来ませんが、
それぞれのお店のリアルなウィンドーディスプレイを
見て回るだけでも楽しい !
極めつけはこれ。
ホグワーツの1/24 の模型。
らせん状の通路を下りながら回りをぐるりと
一周できるようになっています。
丁度この時期は、雪のホグワーツが
展示されていました。
それにしても・・・
上の写真といい、こちらの写真といい
アップで撮ると、まるで本物のようです・・・。
夜をイメージしてライトアップされたホグワーツ。
神秘的でとても綺麗。
最後にオリバンダーの杖のお店を通り、
売店に抜けるとツアーはおしまい。
実は、ハリー・ポッターの映画は
ものすご~く前に観たきり。
・・・という訳でクリスマス休暇中
改めて、全シリーズを観ました。
そして、どうせなら全部観てから
見学に行けばよかったな~と思った次第。