大ツリーと小ツリー。 [ロンドンで見つけたこと]
ロンドンのキングス・クロス駅の近くに突如現れた
氷漬けのツリー。
ものすご~く冷たそう ! ですが、実は精巧な作り物。
とはいえ、珍しさと綺麗さでは群を抜いています。
そんなツリーには遙かに及ばないものの
今年は初めて家用に生木を買ってみました。
高さ30cm程のちびちびサイズですが
とっても、いい感じで個人的には大満足。
皆様はどんなクリスマスを過ごされるのでしょうか ???
Happy Holidays !
タグ:クリスマス・ツリー
オープン・ハウス。 [ロンドンで見つけたこと]
ロンドンでは年に一度、
歴史的建造物やデザイン性に優れた建築物の内部を
一般に無料で開放するオープン・ハウスという
イベントが行われます。
中には、通常は非公開の物や、有料の物もあり
人気のある建物で、事前予約が必要な物は
すぐに満員御礼になってしまいます。
とはいえ、当日ふらりと訪れることが出来る物も
沢山あるので、昨年に続き、今年も出かけてみました。
まずはこちら、バンケッティング・ハウス ( Banqueting House ) へ。
ルーベンスの天井画で有名なこちらには・・・
このようなユルーいクッションのイスが設置されていて
寝ころびながら心行くまで
ルーベンスを堪能できるようになっていました。
もちろん、私も拝借し、
ゆったりとルーベンスを楽しみました !
続いては、ギルド・ホール ( Guild Hall )。
こちらは、併設のギャラリーは通常開放されているものの、
ホールの方は、イベントで使われる事も多い為、
滅多に見られない印象が・・・。
オープン・ハウス期間中は終日見学可能
だったので行ってみました。
最初の写真に写っている、
グレート・ホールが一番有名な観光スポットなのですが、意外にも
その他にも色々と見どころがありました。
こちらは地下にあったイベント・スペース。
なかなかいい雰囲気です。
広々とした会議室には・・・
革張りの立派な椅子が整然と並んでいました。
エリザベス女王を描いた絵画が沢山飾られていたギャラリー。
その奥にはこんな古めかしく威厳のある雰囲気の部屋も・・・。
思いのほか時間を掛けてゆっくりと
見学してしまいました・・・。
続いてはビック・ベンで有名な・・・
国会議事堂 ( House of Parliament )。
こちらはやはり人気があり、20分ほど並びました。
平日は議席 ( 議会 ) の見学も可能ですが
週末なので、入口のホールのみの見学。
とはいえ、普段は予約が必要な国会議事堂に
ふらりと入れるなんて、嬉しい限りです。
***
この他、画家フレデリック・レイトンの
自宅を美術館として開放している、
レイトンハウス・ミュージアムにも足を伸ばしました。
こちらは、昨年見学した、外務省
( Foreign and commonwealth office )。
建物内すべてがものすご~く豪華で・・・
特にこの吹き抜けの部分は美術館と
見紛う程の美しさ。
こんな場所で働けるなんて羨ましいな~
と心から思ったのでした・・・。
晴れた日には・・・。 [ロンドンで見つけたこと]
9月中旬のものすご~くお天気の良かった日に
ふと思い立って郊外に出かけました。
行先はホーニマン博物館 ( Horniman Museum )。
ロンドン南部にある博物館です。
館内には世界中に生息する動物の剥製を集めた部屋や
世界中の楽器を集めた部屋などがあり・・・
ガラス張りの壁には一面に楽器が。
他にも特別展の部屋、水族館 ( 有料 ) などなど
なかなかの見ごたえ。
建物の奥にひっそりと佇んでいた温室。
今は使われていないようで、勿体ない !
博物館の正面、一番日当たりのいい場所には
素敵なカフェが。
のんびりとしたひと時を過ごす事ができそう。
博物館は公園の高台に位置し・・・
ロンドン中心部の高層ビルの眺望を楽しむ事ができます。
公園内の地図で、近くにもう一つ
ギャラリーのある公園を発見し、行ってみる事に。
この辺り一帯は、Green Chain Walk と呼ばれているらしく、
地図上にも緑地帯が沢山ありました。
かなり適当に歩いていたのに、ちゃんと目的地に辿り着いて
我ながら感心 ( いい加減だな~ )。
こちらはダリッジ ( Dulwich ) という名前の公園。
先程の公園よりも大規模で、負けず劣らず綺麗。
園内にはジム器具も完備されていて
かなり真剣にトレーニングする人の姿が・・・。
さらにずんずん進んで行き・・・
ダリッジ・ピクチャー・ギャラリー ( Dulwich Picture Gallery ) に到着。
とてもこじんまりとしたギャラリーですが、
プッサンの作品だけを集めた部屋があったり
ヴァンダイクやルーベンスなどの名作が揃っているので
一点一点じっくりと鑑賞していったら
結構疲れました・・・。
・・・というワケで、ギャラリーの前にあった
素敵なカフェでランチタイム。
あまりにもお天気が良く
気持ちのいい日だったので
ついつい白ワインを注文。
ああ、しあわせ・・・。
食後はカフェの前の公園を通り抜け、駅に向かいます。
道路脇の柵にひっそりと表示されていた駅へのみちしるべ。
どうやら、また別の公園内を通り抜けて行くようです。
しかし・・・丁度、中から人が出てきたので気が付いたものの
危うく通り過ぎるところでした。
もっと分かるように表示しておいてよ~。
と、心の中で文句を言いつつ歩いていましたが
こちらの公園もとても綺麗だったので、
機嫌を直し・・・
無事に駅に到着したのでした。
***
翌日、再びものすご~くお天気が良かったので・・・
フラム・パレス ( Fulham Palace ) に行ってみました。
フラム・パレスはロンドンの西部、
テムズ川の近くに建っている館です。
写真は敷地に隣接した古い建物。
館の敷地内には綺麗なお庭と・・・
温室がありました。
実を沢山付けたリンゴの木や・・・
敷地内で収穫された野菜を売る小さなワゴンも。
なかなか種類豊富です。
こちらがフラム・パレス。
内部には歴史を感じされる大広間や・・・
教会や・・・
昔の書斎を利用したと思しき売店もあり、とてもいい雰囲気。
更に、館内には落ち着いた雰囲気のティー・ルームも完備。
無料で見学するのが申し訳なく感じる程、素敵な空間でした。
カーニバル ! [ロンドンで見つけたこと]
前回、マドリッドから帰宅したのが、
かなり早かったので、ロンドンの夏の終わりの風物詩
ノッティングヒル・カーニバルに行ってみました。
日頃は交通量の多いウエストボーン・グローブ通りも
車の進入が規制されて、ひっそりとしています。
嵐の前の静けさ ???
カーニバルにお酒は付き物。
酔っ払いも多いので、カーニバルの通り道では
例年、この様に壁を保護する住宅や店舗が沢山有ります。
こちらのパブは壁を保護しつつ、ちゃっかり
テイクアウト用の窓口を設けていました。
スーパーのセインズベリーズもこの通り。
バリケード ( ? ) に書かれた落書き
( カーニバル期間中に勝手に書かれる)が
シュールです・・・。
いよいよパレードが始まりました !
この日は、お天気も良かったので
辺り一面、人・人・人。
露店や屋台も沢山出ていました。
もくもくと煙を上げるBBQの屋台。
中には、道路脇の自宅の庭で焼いた物を
販売しているお店 ( ? ) も。
ウイスキーの瓶を片手にそぞろ歩く女の子。
渋いな~。
公園内に設けられた特設ステージ。
・・・で歌っていたお姉さんたち。
歌がめっちゃくちゃ上手かったです !
普段はオシャレな感じのこの界隈も、
この日ばかりはがらりと雰囲気が変わり
カーニバル・モード一色になります。
パレードはますます華やかで賑やかになり・・・
カーニバルはクライマックスを迎えます。
そして・・・
宴の後には大量のごみが残され・・・
ごみ収集車の撤収と共にカーニバルも終わったのでした・・。
週末マーケットめぐり。 [ロンドンで見つけたこと]
とてもお天気の良かったとある日曜日、
マーケットめぐりに出かけました。
最初に向かったのは、コロンビア・ロード・フラワー・マーケット。
名前の通り、花のマーケットで、
ご覧のように、ものすご~く狭い通路の両側に
お店がぎっしりと並んでいます。
人の波に流されながら、品定め。
鉢植えを売るお店や、
辺り一面がいい香りに包まれたラベンダー専門店、
ハーブ専門店など、ありとあらゆる種類の草花を売っています。
ちょっと珍しい球根専門のお店も。
植物だけではなく、脇道に入ると・・・
庭に置くオブジェや
ガーデニング・グッズなども売っています。
人ごみに揉まれ疲れた人の為(?)のジューススタンドも・・・。
楽しいけど、とにかく物凄い人出なので、
早々に抜け出します。
続いて向かったのは、ブリック・レーン・サンデー・マーケット。
この辺りは最近、お洒落なエリアとして有名で、
マーケットの通りには素敵なチョコレート屋さんや
ブティックが並ぶ一方・・・
色々な場所に大胆な落書きがあったり
脇道に入るとちょっと怪しげな屋台が並んでいたりするフシギなエリアです。
使用済みのコーヒー豆を入れる麻袋を売っていましたが・・・インテリア用 ???
こちらは有名なベーグル屋さん。
いつも行列が出来ています。
その並びにある別のベーグル屋さんの新名物、レインボー・ベーグル。
う~ん、色合いが微妙・・・。
カラフルな屋根がずらりと並んでいるのは
全て違う国の食べ物の屋台。
端から端まで全部制覇したら、
プチ世界一周旅行気分を味わえそうです。
通りの脇には食べ物の屋台ばかりが
集まった大きなホールもあり・・・
見ていたらお腹が空いてしまったので・・・
大好物のファラフェル・ラップを購入。
こちらの屋台だけはなぜかお客さんがいなかったのですが、
作って貰っている間に、どんどん人が寄ってきました。
人が人を呼ぶという言葉を体感。
続いて向かったのはペチコート・レーン・マーケット。
こちらも名前の通り、衣料品が主のマーケットで、
17世紀から続いているそうです。
ご覧の通り、どのお店も低価格で・・・
ワンピース 3.99ポンドとか・・・
メンズ・ジャケット 10ポンドなど有り得ない価格設定に驚きます。
これは 10ポンドだけど、後ろのは 15ポンドとか
微妙に値段の差があるようですが・・・。
***
この日、三つマーケットを巡って、結局買ったのは鉢植え一つ。
去年も同時期に鉢植えを
買ったもののすぐに枯らしてしまったので、
今年は枯らさないようにしたいと思います・・・。
LUMIERE LONDON ! [ロンドンで見つけたこと]
1月14日~17日まで行われた、LUMIERE LONDON ( ルミエール・ロンドン )
という光の祭典を見に行ってきました。
こちらはオックスフォード・サーカスとピカデリー・サーカスを
中心に市内の各地で趣向を凝らしたイルミネーションや作品を
楽しむ事が出来るイベント。
基本的に全て無料で、期間中は歩行者天国になる
メイン・ストリートもあり、ロンドン市交通局から
この期間中に公共機関を使うと大変込み合う場合がありますという
お知らせがある程、人気のイベントです。
上の写真はオックスフォード・サーカスと
ピカデリー・サーカスを結ぶ大通り。
普段は交通量の多いこの通りもこの日ばかりは
大手を振って通りの真ん中を歩くことが出来ます。
張り切って早く着きすぎた為、まだまだ準備中の作品たち。
時間を潰して再び外に出ると、こんな素敵な姿になっていました。
幻想的 !
建物一面に張り巡らされたライト。
目を凝らしてよくよく見ると、
一つ一つが人間の形になっています。
大音響の音楽と共に目に飛び込んできたのは
カラフルなプロジェクション・マッピング。
レスター・スクエアにある公園は全体が光の洪水と化していました。
「パオー ! 」という鳴き声に驚いて上を見上げると
こんな映像が・・・。
ちなみに通りの裏側にはちゃんと後姿 ( お尻 ) の映像もありました。
オックスフォード・ストリートのど真ん中を彩っていた作品。
少し西のボンド・ストリート付近の公園にあった巣箱の作品。
ちゃんと小鳥のさえずりが聞こえて、寒かったけど癒されました・・・。
別の公園内に置かれていた作品。
この公園は特に真っ暗で、作品がないと歩く事が出来ない程。
何の変哲もない ( 失礼 ! ) 光るベンチですが、
自由に座る事が出来たので、皆さん座って楽しんでいました。
こちらも同じ公園内にあった作品。
可愛らしい人の顔が並んでいます。
作品のタイトルは「Brothers and Sisters」。
う~ん、なるほど。
暗闇に浮かぶ電話ボックス・・・
実は中が水槽になっていて、金魚が泳いでいます !
こちらの作品は大人気で、周りには黒山の人だかりが出来ていました。
続いて、第二のメイン会場であるキングス・クロス駅に移動しました。
必死にショーウインドーの中を覗いている人がいたので、
何かな~と思って見てみたらこちらの作品が展示されていました。
写真の手前に写り込んでいる人影は
必死に作品を撮影しようとしている人達 ( 含む私。)
とてもカラフルなこちらは、参加型の作品。
手前の男性が持っている黒い棒の先が地面に触れると色が付き
そのまま動かすと線を描くことが出来ます。
1回に10人程参加する事が出来、それぞれに渡される棒は
各自違った色になっています。
一定の時間おきに参加者を募り、各自好きな様に
模様を描いて最終的には一つの作品になります。
古い建物を利用したプロジェクション・マッピング。
サーカスがテーマの作品で、ちゃんとストーリーがあって面白かったです。
ものすごい行列が出来ていた作品。
列の先にあったカラフルなライトの正体は・・・
何とペットボトル !
この美しいドレスを見て、
綺麗なんだけど、ちょっとコワイ
と思ってしまったのは私だけでしょうか・・・。
後ろ姿の男性が受け取っていた物は・・・
光る綿あめ !
( 持っているのは先程とは別の人です。念のため。 )
キングス・クロス地区では独自のスタンプ・カードを発行していて、
ハンコを貯めるとこちらの綿あめが貰える仕組み。
当然、大人気で長~い行列が出来ていました。
写真だとわかりにくいのですが、こちらはかなり大型の作品。
上から順番にライトが点火していき、
一番最後にこの様な状態になります。
そろそろ帰ろうとぶらぶら歩いていたら、こんな素敵な本屋さんを発見 !
こちらの本屋さん、何と、運河に浮かぶ小船が店舗になっています。
船の中には書棚もあって、なかなか充実の品揃えでした。
最後にライトアップされた通路を通ってキングス・クロス駅へ。
かなり寒い日でしたが、雨も降らず、
個性的な作品をたくさん見る事が出来て楽しいひと時でした。
タグ:ロンドン ルミエール・ロンドン
ワンダーランド ! [ロンドンで見つけたこと]
只今、ロンドンのハイド・パークでは
ウィンター・ワンダーランドというイベントを開催中。
こちらは移動式の遊園地のようなもので、
毎年この時期に開催されるそうです。
お天気の良かった週末に訪れてみると、
最寄りの地下鉄駅の出口からすでに大混雑。
人気の程が伺えます。
入場ゲートをくぐるとすぐに魅惑的な看板を発見。
早速、先日のブダペスト以来お気に入りの
ホット・ワインを購入。
香ばしい香りと、ジュージューという音に惹かれて
隣のお店を見遣れば、こちらも、ものすごーく魅惑的な
ジャーマン・ソーセージのお店。
つい買ってしまいそうになるところをぐっとガマンしてまずは園内を散策。
どのお店のイルミネーションもとても華やかで綺麗。
何だかうきうきしてきます。
突然、前方から、キャーという叫び声が。
声の元はこちら。
柱の先端の風車のようになっている部分に
人が乗っていて、くるくると回転します。
柱の部分も回転するので、縦横2方向
同時に回転するという恐ろしいアトラクションです・・・。
こちらも見ている分には綺麗だけど、
くるくる回転するのでコワイ。
縦方向だけなのが救い ( ? ) ですが・・・。
いかにも寒そうな色合いのマジカル・アイス・キングダム
というアトラクション。
雪の中を歩きながら、色々な形の
氷の彫刻を見ることができるそうです。
お化け屋敷もありました。
う~ん、クラシック !
こちらは番号を二つ選んで、当たると商品が貰えるゲーム。
商品はチョコレート。
チョコはチョコでも、重さ2 kg という代物。
一切れ食べただけでも虫歯になりそう !
こんなぬいぐるみが商品の射的のお店も。
最近よく見かけるけど、
ヘンなキャラクターだな~と思っていたら、
ちゃんとした映画の主人公だったんですね。
失礼しました~ !
園内でひときわ目立っていた巨大なおじさん。
こちらはババリアン・ビレッジ ( Bavarian Village ) という
ドイツ・バイエルン地方をテーマにしているエリア。
バイエルン地方にちなんだバーや売店などが集まっています。
他にオクトーバー・フェスト風のテントもあり、一帯はご覧の通りの大混雑。
混雑をよそに、ここでは静かな時間が流れている
・・・わけではなくて、サーモンの切り身を焙っています。
お隣ではブタさんも焙られていました・・・。
園内にはそれぞれのアトラクションに沿ったテーマのバーがあり、
こちらはサーカス小屋の横にあったサーカスをテーマにしたバー。
子供向けの平和なアトラクションが
集まったエリアにはご覧のカレーセル・バーが。
本物のメリーゴーランドと同じように、
真ん中の部分が回るのが驚きです !
お酒を売るお店だけではなく、お菓子を売るお店も充実。
こちらは遠くからでも一目瞭然のポップコーン屋さん。
写真を撮るために近づいたハズが・・・
気が付くとキャラメル味のポップコーンを手に持っていました。
甘さの中に少しホロ苦さがあって美味。
ポップコーンのお店の近くで売っていた怪しい ( 失礼 ! ) 色のグミ。
残念ながら、食べてみる勇気が出ませんでした・・・。
クリスマス・ツリーにぴったりの
カラフルな色合いのビスケット。
デコレーションがかわいい。
こちらは暖を取る場所・・・ではなく
炎でマシュマロを焙って食べるコーナー。
園内にはクリスマス・マーケットもあり
プレゼントに良さそうな気の利いた小物を沢山売っていました。
子供向けだけではなく、大人も楽しむ事が出来る仕掛けが沢山あり、
「ワンダーランド」という名前がぴったりのこちらのイベント。
人気があり、混雑しすぎて、ゆっくり食事が出来なかったのが
残念ですが、また来年も行ってみたいと思います。
当分いいかも。 [ロンドンで見つけたこと]
食べてしまいたい程、素敵なパンプス・・・。
実はチョコレートで出来ています !
上記は、先日ロンドンで開催された
チョコレート・ショーに出店していたお店の商品。
他にも、一見、錆びついた工具のようなチョコレートや
まるでうずら卵のようなチョコレート
( しかもちゃんとパック入り ! )
色々な素材を抽象画の様にはめ込んだ美しいチョコレートや
カラフルなパッケージが楽しい
世界各国のチョコレートなどなど
食べるのが勿体なくなる程
素敵なチョコレートが沢山並んでいました。
場内にはお店だけでなく、色々なコーナーがあり
こちらはカカオ豆を紹介するコーナー。
カカオ豆は大きく3種類に分けられるそうですが、
このほかにも色々な種類があるそうです。
奥が深いですね~ !
チョコレートを使ったデザート作りのデモンストレーションも行われていました。
こちらは The Fat Duck というミシュランで三ツ星を獲得している
レストランのパティシエ、カルメンさん ( 右 )。
チョコレートの効能について熱く語るカルメンさん。
そして出来上がったのがこちら。
見た目はシンプルですが、中には驚く程色々なものが入っています。
美味しいデザートを食べた後、
幸せな気分のまま眠りについてほしいという
カルメンさんの願いで、サーヴされる時には
最初に左の宙に浮いた枕がテーブルに運ばれ、
続いて右の持ち手がほわほわのスプーンと共に
デザートが運ばれるそうです。
確かに、いい夢が見られそうですね~。
続いて登場したのは、こちらもミシュラン一つ星に輝く
レストランGaivin のガルヴィン兄弟。
そして友人のポールさん。
ポールさんはPaul.A.Young というチョコレート・ショップを経営していて
こちらのショーにも、美味しそうなチョコが並んだお店を出店していました。
ポールさんがチョコの下準備をし、その間にガルヴィン兄弟が
他の部分の下準備をして出来上がったのがこちらのデザート。
う~ん、美味しそう !
最後は3人での1分間トリュフ作り対決が行われ・・・
ポールさんが12個 ( ! )で優勝。
楽しいデモンストレーションでした。
会場にはチョコレートを使ったいろいろな作品も
展示されていました。
こちらは、御覧の通りのブルドック。
一体どれくらいチョコを使ったんだろう・・・。
先程のポールさんの作品。
ハイドパークの秋を表現しているそうです。
綺麗ですね !
続いて、チョコレート・ドリンクのテイスティングに参加。
今まで、チョコレート・ドリンクといえば、
頭が痛くなるくらい甘~い物しか
飲んだ事がなかったのですが、
こちら、ハンス・スローン ( Hans Sloane ) の
チョコレート・ドリンクはカカオの味がしっかりとしていて
ほろ苦さの中に程よい甘さがあり、
大人向けの味でした。
ハンス・スローンに展示してあったカカオの殻。
結構大きいのでビックリ。
場内にあった子供向けの体験教室。
一体何を作っているんだろう ???
オーガニック・チョコレートのパカリ ( PACARI ) の生産者、サンティアゴさんの講演を聴講。
自社のチョコレートの生産過程について詳しく説明してくれました。
次に、チョコレート・デザート作り体験教室に参加し・・・
出来上がったのが、こんな作品。
甘そうな外見の通り本当に甘かったです・・・。
そろそろ帰ろうかな~と思っていたら
ファッション・ショーが始まったので、ついでに見ていく事に。
「チョコレート」と「ファッション・ショー」・・・異色の取り合わせですが
実はどの衣装にもどこかに本物のチョコレートが使われています。
中には、どこまでがチョコでどこまでが布なのかわからない作品もあり、
「着ているうちに溶けないのかな~ ?」
とちょっとハラハラしたり ( 大きなお世話ですが・・・ )
気が付くと、ほぼ5時間会場に滞在していたのでした・・・。
この間、お店での試食はもちろん、デモンストレーションや講演会で
出されたチョコも食べまくり、果てはチョコレート・ドリンクの試飲に
チョコレートのファッション・ショーと全てがチョコレート漬け。
というわけで、チョコレートは当分いいかも・・・。