パリはいつも素敵。( 2 / 2 ) [旅]
翌朝、昨晩の喧騒がウソの様に静かな通りを抜け・・・
高速鉄道TGVに乗りシャンパンのふるさと、
ランス ( Reims ) へ。
とってもきれいな車内。
快適。快適。
途中、時速300km 以上でぶっ飛ばし・・・
満開の菜の花畑などを見ているうちに、
あっという間にランスに到着。
早速、シャンパン・カーヴに向かいます。
この日訪れたのは。マム ( G.H. Mumm ) というカーヴ。
F1の公式シャンパンに選ばれているとあって
館内には表彰台を模した展示が。
皆さん、台の上に立ち、記念撮影をしていました。
イメージ・ビデオを見た後、早速見学開始。
広大な敷地。
中で迷わないように、壁にはそれぞれの場所を示すプレートが。
マムのシャンパンは周辺のブドウ畑で毎年収穫される
・シャルドネ ( Chardonnay )
・ピノ・ムニエ ( Pinot Meunier )
・ピノ・ノワール ( Pinot Noir )
の三種類のブドウから造られていて、
使う品種によって、泡の大きさや、
動くスピードが変わるそうです。
更に、とてもブドウの出来が良い年には、
その年に収穫されたブドウだけを使った
ヴィンテージ・シャンパン ( ラベルに年号が付く)
が造られるそうで・・・見学に来ると
色々と勉強になります。
発酵の過程で出来る澱を最終的に取り除く為、
全ての瓶を一定期間、決まった同じ角度に回して、
角度を変え澱を瓶の頭の方に集めるそうなのですが
・・・それが何と、手作業!
考えただけで気が遠くなりそうです・・・。
昔のワイン造りの道具が集められたコーナー。
中には、今とあまり変わっていないと
思しき道具もあり、面白いです。
最後はお楽しみの試飲。
試飲のレベルを遙かに超えた、
気前のよい注ぎっぷりに
思わずにんまり。
2種類違うシャンパンを試飲し、ゴキゲンに。
カウンターにずらりと並んだボトルたち。
う~ん、持って帰りたい・・・。
折角なので、2006年のヴィンテージ・シャンパンを購入し
カーヴを後にしました。
続いてランスの町を散策。
面白い落書きを発見 !
落書きを見つけると、いつも
つい写真に撮ってしまいます・・・。
町の見どころは、何といってもパリと同じ名前のノートル・ダム大聖堂。
ノートル・ダムは「私達の貴婦人」という意味で、
聖母マリアを指すので、パリだけではなく
「ノートル・ダム」という名が付く
聖堂は数多く存在します。
それはさておき・・・早速中へ。
カトリックの教会はどこも綺麗ですね~。
教会の一番奥にある美しいステンドグラスは・・・
シャガールの作品。
聖堂の外側の壁面には沢山の彫刻が施してあり、
その中の一体は・・・
よくよく見るとにっこりと微笑んで、ガッツ・ポーズをしています。
微笑む天使 ( L'Ange au Sourire ) と名付けられたこの彫像、
聖堂と並んで有名、且つ人気があるらしく、
町中ではこの天使をモチーフにした
土産物を沢山売っていました。
確かに、見ていると元気が出てきそう・・・。
聖堂の前の広場に何やら簡素なテントが建っていて
人がどんどん中に入っていくので、
入って見る事に。
中には双眼鏡が沢山有り、覗くとフランスの過去から現在までの
写真を時代を追って見る事が出来ます。
どうやら、2025年にフランスでの万博開催を
目指しての誘致活動の一環らしく、
奥には万博に向けての3Dの短い映像を流す部屋や、
記念撮影出来るコーナーまでありました。
嬉しそうに、全部に参加してしまったけれど、
確か大阪も2025年の万博の誘致を目指していたような・・・
すみません・・・。
聖堂の裏手にあった綺麗な庭。
桜も見事に咲き誇っていました。
再びパリに戻り
( 車中、爆睡していたので帰りは更に早かった。)
向かったのは、前日に行った立ち飲みのお店。
日曜のせいか、空いていました。
イクラの乗った美味しい小皿料理。
外側の卵の殻はプラスチックで出来ていて、
面白いな~と思い、食べ終わった後に
持ち上げて見ていたら、
急にサッとお皿を下げられてしまった・・・
いや・・・盗りませんけど。
ははは・・・。
お隣にはお肉料理専門の姉妹店があり、
続いて入ってみました。
どうやらこちらの方が先に出来たらしく、
人気もあり、
狭い店内は押すな押すなの大盛況。
やっとの思いで注文したグラス・ワイン。
こちらのお店のグラスは純粋なブタさん柄。
小皿料理も充実。
嬉しくて色々と注文し、
2件のはしごでお腹が一杯に。
結局、これがこの日の晩御飯になりました・・・。
お店を出ると、辺りは夕暮れ。
エッフェル塔にも夕闇が迫っています。
でも、時間はなんと午後9時 !
ライトアップされたノートルダム寺院を見て、
ホテルに戻りました。
***
翌朝は、セーヌ川を渡り・・・
ルーヴル美術館の前を通り抜け・・・
オランジェリー美術館へ。
壁一面のモネの水連を堪能しました。
美術館の外に出ると、入場制限をしていたのでびっくり !
やっぱり人気ありますね~。
その後、昼食を挟みオペラ座を見学。
豪華な内装に感嘆し、帰路へ。
建物も道行く人も食べ物も ( ? ) すべて素敵なパリ。
2泊では足りない ! と思ってしまったのでした・・・。
パリはいつも素敵。( 1 / 2 ) [旅]
数少ない貴重なイギリスの
バンク・ホリデー ( 祝日 ) を利用し、
パリに行って来ました !
ユーロスターで北駅に到着し、
地下鉄に乗り換えて早々、
スリの集団に囲まれそうになりましたが
間を強引に通り抜けて隣の車両に
移動し回避。
地下鉄に乗る前のホームで見かけた時に、
何か怪しい人たちだな~と思っていたら
やはりスリでした。
パリに到着したばかりの
観光客を狙っているんでしょうね。
被害に遭わなくて本当に良かったです・・・。
気を取り直して美味しいお昼ご飯を食べ、
ホテルにチェック・イン。
サンジェルマン・デ・プレ地区のホテルに
泊まりたかったのですが、どこも高かったので
お隣のカルチェ・ラタン地区のプチ・ホテルを予約。
駅から徒歩2分で部屋の内部はご覧のような
フランスの田舎にありそうな造り。
ものすご~く気に入りました。
そしてオルセー美術館へ。
オルセーは絵を鑑賞するのも楽しいけれど、
美しい天井や回廊など、
建物の細部を観察するのも楽しいです。
上階にある大時計の目盛りの間からは・・・
対岸のモンマルトルの丘に建つ
サクレクール寺院を見る事が出来ます。
絵になるな~。
歩き疲れたので、サンジェルマン・デ・プレの
カフェ、レ・ドゥ・マゴで一休み。
丁度、カフェの名前の由来になった
2体の陶器の人形の近くの席に案内されました。
歩道の脇に貼られていた広告のポスター。
お洒落ですね~ !
工事中だった建物の資材入れには
こんなシュールな落書きが・・・。
ぶらぶら歩いているだけで楽しいので
ひたすら歩き続けます。
カフェやレストランが軒を連ねる賑やかな通り。
素敵なレストラン。
アジサイとの色のコントラストが綺麗 !
パリにはパサージュと呼ばれる小路が沢山あり
こちらもその一つ。
パサージュの両側には大抵
レストランや商店がぎっしりと並んでいます。
石畳の小道だったり、豪華な屋根が付いていたり
パサージュごとに特色があるのが面白いです。
更にふらふらと歩いていると
歩道に面して生ガキのスタンドがあり、
奥に面白い絵の描いてあるビニールの
カーテンがぶら下がっているお店がありました。
何だかとても気になりカーテンをくぐり中に入ってみると・・・
楽しい世界が広がっていました !
ウナギの寝床のような店内の片側に
これまた長~いカウンターがあり、
美味しそうな一品料理のメニューが
所狭しと天井からぶら下がっています。
これは試すしかないでしょう・・・という事で
カウンターに落ち着き、白ワインを注文すると
こんな面白いデザインのグラスが出てきました !
ホタテのソテーなどなど注文しましたが、
素材は新鮮でお味もすべて美味 !
全体的に何とな~く和食の影響を受けているのが
興味深かったです・・・。
お店を出た後、日が傾いて来たな~と
思い時計をみると、もう8時過ぎ。
この時期は時間の感覚が狂います・・・。
本格的にお腹が空いて来たので
ホテル近辺で夕食を摂るお店を物色。
ホテルの裏手はレストラン街になっていて
なぜかチーズ・フォンデュの専門店が数多くありました。
折角なので、その中の一件に入ってみる事に。
山小屋風の店内は、ほぼ満席。
すぐに座れてよかった~ !
当然、チーズ・フォンデュを注文すると
大きな鍋にたっぷりと入ったフォンデュが出てきました !
ものすご~く食べごたえがあり、満腹。
食事を終えてお店の外に出ると、
土曜の夜+学生街の近辺という事で、辺りは大賑わい。
楽しそうな様子の人達に、
こちらまでつられて、食後にふらふらとお散歩。
ライトアップされたノートルダム寺院が綺麗でした。
まだまだ賑やかな夜は続いていましたが
後ろ髪を引かれつつ、翌日に備えホテルに戻りました・・・。
タグ:パリ
ワインとドライブの日々。( 5 / 5 ) [旅]
翌日は、城壁内の見学へ。
朝早かったので、駐車場は貸し切り状態。
城塞都市という事で、城壁内は
一つの小さな町になっています。
カフェや土産物屋が軒を連ね、
市も立っていました。
街の要、コムタル城 ( Château Comtal ) に入ってみます。
街の回りをぐるりと取り囲んでいる城壁の上部には
ご覧のような道が通っていて、入城すると
自由に歩いて回る事が出来ます。
場所によっては城壁の外に壁がもう一つあり、
難攻不落の造りに只々感心・・・。
更に見張りの塔まで・・・
見ただけで、攻撃する気が萎えるだろうな~。
平和な現代には城壁の外、はるか彼方まで街が広がっています。
お城を出て少しぶらぶらした後、
同日の夜ボルドー発の飛行機に乗る為
ボルドーまで戻りました。
今回、当初の計画では最終日もボルドーに
宿泊する予定でしたが、
ドライブがあまりにも楽しく、
2日目のサンテミリオンで急遽予定変更。
お陰で、当初は予定になかったアルビと
更にカルカソンヌまで足を伸ばすことが出来、
とても楽しい休日となりました・・・。
ワインとドライブの日々。( 4 / 5 ) [旅]
さて、翌朝。
ホテルをチェックアウトした後、
ロカマドゥールの町を一望できる
展望広場に行ってみました。
少し離れた場所から町の全貌を眺め
改めて、すごい場所にすごい物を造ったな~と感心。
景色を堪能した後は再びドライブ開始。
この日は朝から本当にいいお天気。
菜の花も見頃で、青空とのコントラストが美しいです。
ホテルのフロントで、イースター・エッグの
チョコレートを頂きました・・・が
車のドアのポケットに入れておいたら
気が付くと、どろどろに溶けていました。
折角頂いたのに・・・すみません・・・。
車がサンルーフ・タイプだったので、
屋根を開けて走行。
気温も高く、お天気もいいので
吹き抜ける風が気持ちいいです。
のどか~な田舎道。
途中、切り立った崖の麓に、水車小屋と
滝を見つけ車を停めてみました。
小さな滝ですが、流れ落ちる水は
「清流」という言葉がぴったりの綺麗さ。
再び、車で暫く進むと小さな町が現れました。
お城のような建物もあります。
道を挟んで反対側には小さな川が。
どうやら先程の滝から流れが続いているようです。
今回借りた車。
コンパクトで小回りが利くので
狭い田舎道を走るには最適。
( 何と、新車でした ! )
やがて山道になり、頂きにこの日の最初の目的地、
サン・シル・ラポピー ( Saint - Cinq - Lapopie ) 村
が見えてきました。
ご覧の通りの綺麗な村で、
当然、とても人気があるらしく、
町には町の規模以上の大型駐車場が
何ヶ所も完備されていました。
ものすご~く絵になる可愛らしい村。
こちらも「フランスの最も美しい村々」
に選ばれています。
午前中でまだまだ人影もまばら。
村の中心の広場の正面に丘があったので、
登ってみました。
丘の上からの眺め。
まるで絵本の挿絵のようです。
混み合う前にお昼ごはんを食べようと
とあるレストランへ。
可愛らしいイスとテーブルが並ぶ
テラス席に案内されました。
どれにしようか迷っていたら、勧められたのがこちら。
この辺りの名物、鴨尽くしのオープン・サンド。
しかし・・・美味しいけど・・・
相変わらず、すごいボリューム・・・。
食後は次を目指して再び車上の人に。
途中、鄙びたガソリン・スタンドで給油しました。
のんびり走っていたトラクターを追い越し・・・
画家ロートレックの故郷、アルビ ( Albi ) に到着。
アルビの街は世界遺産に指定されていて、
こちらの、川から旧市街を望む風景が特に有名です。
車を停め、橋を渡り、早速散策開始。
街の中心にあるサント・セシル教会。
教会なのですが、外壁が要塞のような
面白い造りになっています。
とてもお天気の良い週末という事で、
街の目抜き通りには
人が大勢そぞろ歩いていました。
古本市も好評 ( ? ) 開催中。
こじんまりとした素敵な広場。
広場の奥は行き止まりかと思っていたら、
人が歩いて来たので行ってみると・・・
秘密の ( ? ) 抜け道が・・・。
表の賑やかな通りまで続いていました。
う~ん、アルビ・・・深い・・・。
とても立派なトゥールーズ・ロートレック美術館。
わざわざ入場しなくても、展望スペースからご覧の
素晴らしい風景を楽しむ事ができます。
( あ、もちろんロートレックがお好きな方は
入場すれば更に楽しい時間を過ごす事が出来ます ! )
再び先に進み、夕闇も迫った頃、
とうとうこの日の最終目的地
カルカソンヌ ( Carcassonne ) に到着。
カルカソンヌはご覧の通り
城壁で囲まれた城塞都市で、
こちらも世界遺産に指定されています。
暮れかけの光の中で見ると
更に荘厳な感じのする城壁。
お城に続く橋。
お城と川を挟んで向かい側にある街。
日暮れ時の街はひっそりとしていました。
取り敢えず、城壁を見た後は
ホテルにチェック・イン。
この日泊まったのは、
こじんまりとした可愛らしいホテル。
誰かの家に泊まっているような
気分になりました・・・。
夕食は、クルミとチーズのサラダ
( と、ワイン)で軽めに。
取り敢えず鴨はもういいです・・・。
ワインとドライブの日々。( 3 / 5 ) [旅]
翌朝、バスケットに入った朝食が部屋の前に届けられました。
バスケットの色までブドウに因んでいてお洒落 !
軽く朝食を済ませて、さあ出発。
この日向かったのは、ドルドーニュ渓谷 ( Dordogne Valley )。
ドルドーニュ川の両岸とその周辺に小さな村やお城が点在しています。
生憎の曇り空でしたが、これはこれで風情があって素敵。
最初に立ち寄ったのはベイナック ( Beynac ) という村。
こちらの村は、「日本の道100選」のような「フランスの最も美しい村々」
( Les plus beaux villages de France ) に選ばれています。
村には、村と同名のベイナック城があります。
坂の上のお城を目指し、昨日に引き続き石畳の道をひたすら上へ上へ・・・。
この日は路面が少し濡れていたので
更に滑りそうでコワイ。
何とか ( 大袈裟 !? ) お城の入口に到着。
小ぶりながら、歴史を感じさせる古びたレンガ造りのお城。
芝生とのコントラストが美しい !
映画「ジャンヌ・ダルク」の撮影にも使われたそうです。
見晴らし台からは、はるか彼方まで見渡す事が出来、抜群の開放感。
対岸にもお城が・・・。
静かに流れるドルドーニュ川。
う~ん、絵になる !
こちらは居間。
無機質な感じのする壁の中にも
人が団欒していた場所がちゃんとあります。
大きな暖炉がある台所。
高い天井からは、食べ物を吊るしておく為と思しき
フックが沢山ぶら下がっています。
更に、調理台らしきテーブルの上には
( 錆びてはいますが ) 大きな肉切り包丁が。
妙にリアル・・・。
「最も美しい村々」に選ばれているだけあり、
お城だけでなく、村内もとても綺麗で絵になります。
そんなに混みあっていないのもいい感じ。
ゆっくりしたいのはやまやまですが、
次に向かいます。
途中、ラ・ロックガジャック ( La Roque-Gageac )という
村を通りかかり、「最も美しい村々」の看板を見つけて寄ってみる事に。
背後に切り立った崖が迫る細い道沿いに
土産物屋やレストランがぎっしりと並んでいます。
道路のすぐ脇にはドルドーニュ川が流れているので、
本当にウナギの寝床のような町です。
道路を一本奥に入るとこんな感じ。
すぐそこに崖が迫っています。
崖と一体化している家 ( ! )。
人間の知恵と勇気に感心・・・。
続いて立ち寄ったのは、ドンム ( Domme ) という村。
こちらも「フランスの最も美しい村々」の一つ。
こじんまりとした可愛らしい家々の並ぶ村です。
村の小さな目抜き通りには・・・
特産品のくるみとフォアグラを売るお店が並んでいました。
本当に綺麗な、村のビュー・スポットからの眺め。
暗くなる前に最終目的地に到着する為、
軽く昼食を取った後、次に移動。
途中、これからの運命が決まっているガチョウ ( 鴨 ? ) 達をしり目に・・・
ひたすら先へと進み・・・
夕方には、この日の最終目的地ロカマドゥール ( Rocamadour ) に到着。
断崖絶壁に造られたロカマドゥールの町。
普通は下から上るのですが、宿泊地の関係で
いきなり一番上に着いてしまったので、
取り敢えず車を置き、下に行ってみる事に。
町には、崖の一番下から中間地点である参道までの
エレベーターと、参道から町の一番高い場所にある
城壁の脇までの登山鉄道が運航されています。
いささか疲れていたので、
登山鉄道を利用し町の中心に行ってみました。
ロカマドゥールの中心部には、複数の教会、
そして礼拝堂が集まる場所があり、
その中の一つ、ノートルダム礼拝堂には
数々の軌跡を起こしたと伝えられる
黒い聖母像があります。
有名な巡礼地でもあるロカマドゥール。
参道沿いにはお店がぎっしりと並んでいます。
よくこんな場所にこんな町を造ったなぁと感心する程、
切り立った崖の斜面に広がる町。
参道からは城砦を眺める事が出来ます。
少し離れた場所から見るとこんな感じ。
ホテルにチェック・インする為に一旦、城壁脇の駐車場に戻ります。
この日、宿泊したホテルは城壁から車で2分の
便利な場所にありました。
ひと昔前に建てられたスキー場のロッジのようなこのホテル、
チェック・インした時には人気が全くなく、
ひょっとして他に宿泊者はいないのかなぁ~と思いましたが、
後程バス・ツアーの団体さんがやって来ました。
夜になり、夕食 & ライト・アップされた町を見る為、
再び麓に下りました。
こちらは2枚上の写真とほぼ同じ場所から撮った写真。
暗くなるとずいぶん雰囲気が変わります・・・。
この辺りのレストランはどこも鴨料理を
売りにしていましたが、私にはちょっとヘビーなので、
夕食は軽めにタルティーヌ ( オープン・サンド )。
食後、参道に出ると人気がなくひっそりとしていました。
さすが巡礼地、健全です・・・。
イースターという事もあり、
黒いマリア像のあるノートルダム礼拝堂の前を通りかかると、
中から美しい讃美歌が聞こえてきました。
オフ・シーズンで最終便が割と早かった登山鉄道。
少し急いで貸し切りの車両に乗り、ホテルに戻りました。
就寝前に、来る途中カルフール ( スーパー ) で仕入れて来た、
ボルドーのメドック地区の赤ワインを部屋飲み。
この日も充実した一日でした・・・。
ワインとドライブの日々。( 2 / 5 ) [旅]
翌日はサンテミリオンへ移動。
ボルドーの街を抜けると、のどかな風景が広がります。
ボルドー市内のホテルを出発してから
1時間弱で村の入口に到着。
車を停め、さっそく町を散策。
昨日のボルドーに続き、こちらも世界遺産のサンテミリオン。
石畳が続く趣のある町並みです。
ブドウの苗が売られているのを発見 !
さすがワインの名産地。
お腹が空いて来たので、早めの昼食。
いい感じに古びた食堂の・・・
素敵なテラス席に案内されました。
日本のランチ・セットような ムニュを選択。
前菜はタルティーヌ ( オープンサンド ) 。
カリカリに焼いたバゲットの上にトマトとチーズが乗っています。
下味がしっかり付いていて美味 !
そしてこちらがメイン。
お料理の名前を忘れてしまったのですが、
ソテーした豚肉の上にソースが掛かっています。
このソースが本当に美味しくて、感動してしまいました。
ご当地ワインも美味しく、お天気も良くて、
ああ、幸せ・・・。
再び町をぶらぶら。
サンテミリオンの町は坂が多くて、
しかも石畳なので上りはともかく、
坂を下りる時が滑りそうでコワイ。
・・・と思って回りを見渡せば
トレッキング・シューズを履いている人がちらほら。
う~ん、確かに。いい考えです。
小さな町にはワインのお店がぎっしり。
ウィンドーに飾られていた高級ワイン、シャトー・アンジュリス。
買わ ( え ) ないので、せめてもと写真に撮ってみました。
見学を予約していたシャトーへ。
母屋の通りを挟んで反対側にはブドウ畑が広がっています。
畑ではシャトーの方が一生懸命手入れをしていました。
まだまだ成長中のブドウの木々。
この何もない幹から豊かな果実が実るのかと思うと本当に不思議です。
さて、お楽しみの見学開始。
他に見学者がいなかったので
貸し切り状態です。
うず高く積まれた段ボール箱の隅には・・・
ワインのラベルを保管する棚が。
こちらは古い年代のワインのラベル。
年代別に整然と仕切られた棚。
最初からラベルを貼ってしまうと、
地下にある貯蔵庫の湿気で
ラベルにカビが生えてしまうので、
注文があるとラベルを貼って出荷するそうです。
続いて地下の貯蔵庫へ。
静かに眠っているワインのボトルたち。
新しくワインの樽を注文する際には
樽の内側の燻し具合を指定出来るそうで、
それぞれの樽の外側の上部には
ちゃんと燻し具合が記号で入っていました。
今迄、ワイン樽の燻し方にいくつか種類があるなんて、
知らなかったし、考えてもみなかったです。
面白いな~ !
見学終了後はこちらのセラーと関係セラー
2種類のワインをテイスティングし、
どちらも気に入ったので購入。
立派な持ち運び用の箱に入れてくれました。
帰る途中、見学が自由なセラーを見つけて
こちらにも立ち寄りました。
親切なお店の方が声を掛けてくれて、
セラーを案内してもらう事に。
試飲もさせて貰い、日本で賞を取ったという
ワインの味が気に入ったので購入。
続いて、サンテミリオンのワインを一同に集めた
サンテミリオン・ワイン会館へ行ってみました。
ずらりと並んだワイン、その数250種。
こちらに来る前、サンテミリオンのワインについて
少しは知識があった方がワインを飲んだり、選んだりする時に
楽しかな~と思い、付け焼刃で色々と調べてみたのですが・・・
実際に、何百種類ものサンテミリオン産のワインを
目の前にし、多少銘柄と特徴が分かっても、飲んだ事がないと
どれを買ってよいものか全く判断がつかないという事に気が付き、
最後は、半ばやけくそで、一番売れていた棚のワインを購入。
そしてホテルにチェック・インしました。
こちらのホテル、ワイン・ショップも併設していて、
オフ・シーズンはショップの店員さんがホテルの受付も兼任しています。
お店の横の地味な扉がホテルの入口なので、
最初は全然見つからなくて、何度かお店の前を通り最後に発見。
更に、宿泊するのは別棟だと案内されたのがこちらの建物。
入口はこちら。
手前に写っている白い扉です。
ご覧の通り、ホテルというよりは、
全くフツーの家。
建物内の造りも、民家をホテルに改装したような感じでした。
室内はワインに因んだボルドー色を基調とした
インテリアでなかなかお洒落。
部屋には、こんな素敵な窓が付いていました。
荷物を置いて、再びお出かけ。
町はずれにあった塔に登ってみました。
夕日に染まるサンテミリオンの町並み。
絵になります・・・。
町の外にはブドウ畑が広がっていました。
町中にあるお店の閉店時間が迫っていたので、
とあるワイン・ショップに入ってみました。
こちらもお店の方が親切で、いろいろ試飲させてくれ、
とても美味しいのにリーズナブルなワインを購入。
精算を済ませたタイミングで電話が鳴り、
お店の方が電話を受けたので、
そのままお店を出たところ、
追いかけてきて、「大変失礼しました。
お買い上げ有難うございました。」と
わざわざ挨拶してくれたのにはびっくりしました。
一流の接客だな~と感心しきり。
全てのお店が閉まる頃には賑わっていた町も
だんだんと人影がまばらに・・・。
高台にある名門シャトー、クロ・フルテに行ってみました。
閉ざされた立派な門の向こう側には・・・
これまた立派な建物が。
こちらはシーズン・オフで見学不可だったのですが、
町の中心から歩いて行く事が出来るので、
又、サンテミリオンに行く機会があれば、
是非訪れてみたいです。
どこを切り取っても絵になるサンテミリオンの町。
ただ歩いているだけで楽しいです。
そうこうしているうちに
とうとう日が落ちて暗くなりました。
夕食を摂ろうとお目当てのレストランに行くと
メニューはなかなかヘビーな物ばかり。
軽い物が食べたかったので、他を当たろうと
しばらく町をふらつきましたが、
結構本格的なお店ばかりで
好みの気軽なレストランが見つかりません。
幸い、カジュアルなカフェが一件営業していたので、
そちらで軽くワインとオムレツの夕食を摂りました。
夕食後に町を散歩してみました。
オフ・シーズンということもあり夜になると、この状態。
・・・人がいません。
でも、全く危険な感じではなく、
平和で静寂な田舎の夜という感じ。
自分の靴音しか聞こえない道を歩いていると、
中世にいる様な不思議な気持ちになりました。
ワインとドライブの日々。( 1 / 5 ) [旅]
3月末のイースター休暇を利用して
ボルドーを中心に色々とまわってきました !
ボルドーといえば赤ワイン。
空港の出口にはご覧の通りの
やる気満々 ( ? ) のオブジェが。
ホテルに車を置き、早速街に出ます。
ボルドーの街は大きすぎず、小さすぎず
丁度いい感じ。
世界遺産に指定されているだけあり、
街並みがとても綺麗です。
いかにも歴史のありそうな古めかしい教会。
街中にはトラムが走っています。
ボルドーの街の中心にはトラムの架線がないので
とてもすっきりとした印象。
面白いオブジェを発見 !
相当厚みがありそうに見えますが・・・
台座の幅を見てもわかる通り、
実は結構ペラペラ。
色の濃淡で奥行きを表現した面白い作品。
混み合い、とても人気のあったお菓子屋さん。
気になって中に入ってみました。
店内には、食べるのが勿体ない程
綺麗なイースター用のチョコレートや・・・
お店の名物らしきマカロンなど、
美味しそうなお菓子が所狭しと並んでいました。
赤ワインお共に軽く昼食を済ませ、
ブルス広場に行ってみました。
こちらはボルドーで一番の名所。
夏の間は正面の広場に水が張られ、
そこに建物が写る様子から、水鏡と呼ばれてるそうです。
広場の真ん前にはガロンヌ川を望む遊歩道が続いています。
3月下旬でしたが、気温が20℃もあり、とても暖かい
( というか厚着していたので暑い ) 日でした。
街中に航空教室 ( ? ) を発見。
戦闘機のシュミレーションを使えるようです。
ゲーム・センターにしては、外観が簡素で真面目。
一体、何なんだろう ? 謎です・・・。
普段は何もない、カンコンスという広場には
移動式遊園地が。
この広場、面積が相当広く、
行けども行けども続く遊園地に
驚いてしまいました・・・。
こちらはスペインの巡礼地、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路。
巡礼を表す、ホタテ貝のマーク ( プレート右上 ) が目印です。
巡礼路にはいくつかルートがあって、こちらはその一つ。
街のシンボル、サンタンドレ大聖堂。
・・・の前のカフェで休憩。
やはりここではボルドーワイン。
スーパーでは面白い形のトマトが
素敵な木箱に入って陳列されていました。
牛の心臓 ( Coeur de boeuf )という名前だそうです。
う~ん、微妙な名前・・・。
暗くなってきたので、
オペラ座前へ行ってみました。
ライトアップされていて、とても綺麗。
しばらく辺りを散策し、近くにあったビストロで夕食。
ボルドーのご近所、ペリゴール地方の名物料理、
ペリゴール風サラダを注文。
こちら、「サラダ」という名は付いていますが、
ご覧の通り鴨の燻製、パテ、砂肝と鴨尽くし。
おまけに茹でたジャガイモまで入っていて
ものすごいボリューム。
美味しかったけど、とても食べきれませんでした・・・。
残念 !
全て豪華。( 2 / 2 ) [旅]
翌日は朝一番で美術史博物館へ。
広大な広場の真ん中に聳え立つこちらも巨大な博物館。
入口を入ってすぐ、上を見上げると、素晴らしい天井が・・・。
展示物を見る前から圧倒されます。
階段も負けずに豪華。
階段の正面にはオーストリア出身の画家、
グスタフ・クリムトの壁画が。
早速、鑑賞開始。
西洋画の有名な絵は、聖書やギリシャ神話から
題材を取った物が多いので、少し知識があったら
鑑賞する時に楽しいかなと思い、
旅行前に調べてみたら ( 当たり前ですが )
あまりの範囲の広さに収集がつかなくなってしまい、
結構疲れました・・・。
でも、何となくこの絵はこの場面を描いているんだなと
分かる絵もあり、鑑賞していて楽しかったです。
じっくりと絵を鑑賞していたら、
いつの間にか2時間経過。
疲れたので、ミュージアム・カフェで一休み。
こちらは上階から見たカフェ。
ただ、お茶を飲むだけでは勿体ない程の美しさ。
ザッハ・トルテは苦手なので、
せめてもと、アインシュペナー ( ウインナー・コーヒー ) を注文。
コーヒーの苦みが疲れに効きます・・・。
しばらく休憩し、再び鑑賞開始。
こちらはサリエラという名前の塩入れ ( ! )。
幅が30cm程あり、一般的な塩入れからは程遠い大きさ。
加えてひたすら豪華なこの装飾・・・。
さすが、ハプスブルグ家 !
この塩入れを見た後、博物館を出たのですが、
最初のお茶の休憩の後、再び鑑賞して疲れたので
同じカフェで昼食休憩を取り、気が付くと、
結局5時間半も博物館に滞在していました・・・。
町を散策。
旧市街には馬車が沢山走っていて、
立派な建物の前に停まって居ると一枚の絵のようです。
こちらは日本でも有名な老舗、デメルの店内。
丁度イースター前だったので、
ショー・ウインドーには可愛いらしい
ディスプレイが。
その後見つけた町中のマーケットにも
春の訪れを思わせる素敵なお店を発見 !
見ているだけで気分がウキウキしてきそうな色合い。
イースターには付き物のイースター・エッグの
専門店 ( ? ) もありました !
本物の卵の殻に模様を描いていて、ひとつひとつが
この緻密さ。
スーパーで卵を売る時に使われる紙の箱に
好きなイースター・エッグを入れてレジで精算する仕組み。
雰囲気のいいアーケードを見つけたので入ってみました。
内部には素敵なお店が立ち並び、カフェでは地元の方々が
ワイン片手に寛いでいました。
優雅~ !
夕闇も迫り、そろそろ一休みしたい気分だったので、
ケラー ( 日本でいう居酒屋のような気軽なお店 ) へ行ってみました。
こちらは、エスターハージーという名前のケラー。
小路の更に脇道を入った場所にあります。
入口は秘密めいた感じ。
階段を下り、中に入ると・・・
何とも歴史を感じさせる内装。
300年以上の歴史を誇るこちらのお店、
店内には細長い通路が続き、
通路の両側にテーブルが並んでいます。
ちょっとした迷路のよう。
休憩後は町の中心にあるシュテファン寺院へ。
外観だけでなく、内部も豪華で幻想的。
町をぶらぶらしていたら、お腹も空いて来たので、
レストランを探し始めます。
こちらは、ウィーン最古のレストラン
グリーヒェンバイスル。
創業は何と、1447年という歴史あるお店です。
こちらのお店を含め、ウィーンには雰囲気のいい
素敵なレストランがありました。
・・・が、高級店だけでなく、本当にカジュアルなお店でも、
いい感じのレストランはすべて予約で一杯 !
旅行する時は、地元の人が気軽に行く様なお店を利用する事が多く、
下調べはしますが、予約をしたことはありません。
でも、お目当てのお店に入れなかった事は一度もなく、
シーズンオフでもあるし、今回も大丈夫だろうと思っていたので、
驚きました。
結構歩き回り、裏通りに地元民で賑わっているお店を見つけ、
ダメ元で中に入ると、何とか座る事が出来ました。
お料理も美味しく、ホッと一息。
改めて考えてみると、ウィーンの旧市街にはカフェは
星の数程ありますが、レストランの数が少ないです。
もちろん、カフェで食事する事も出来ますが、
もし夜にお目当てのレストランで食事をとりたかったら、
あらかじめ予約される事をおすすめします。
( って、当たり前か・・・。 )
***
翌日は午前中に空港に向かい帰宅。
ウィーンの旧市街は、フツーの建物も含め、
全てがものすご~く豪華。
ハプスブルグ家の威力を改めて知ったのでした・・・。
全て豪華。( 1 / 2 ) [旅]
ウィーンに行って来ました !
泊まったのは、ザッハ・トルテで有名な、ホテル・ザッハー
・・・ではなく、その裏にあるホテル。
お昼少し前に到着したので、まずはお昼ごはん。
ウィンナー・シュニッツェル ( ウィーン風カツレツ )で
有名なお店、フィグミュラーに行ってみました。
人気店らしいのですが、
タイミング良く、お店に入るとすぐに席に案内されました。
早速注文したオーストリア・ワイン。
分からないので、お店の人のおすすめを選びました。
なんとなく甘口なのかな~と思っていましたが、
すっきりとした口当たりで飲み易く美味。
ちなみに、オーストリアで作られるワインは殆どが白ワインだそうです。
続いて登場したウィンナー・シュニッツェル。
写真だと分かりづらいのですが、直径は何と20cm ( ! ) 位 。
大きすぎて、縁がお皿からはみ出しています・・・。
こちらのシュニッツェル、さすがお店の名物だけあって
均等に薄ーくお肉が叩いてあり、衣もお肉に合わせて薄目。
さっくさくに揚げられていて、本当に美味しかったです。
いささか食べ過ぎ、食後は町をぶらぶらしながら
ウエハースで有名なマンナーのフラッグ・ショップへ。
こちらのお店には色々な種類が取り揃えられていて、しかもお値段も手頃。
ついつい沢山買い込んでしまいました・・・。
***
朝早かったので、一旦ホテルに戻り休憩。
夜になり、再び活動を再開し、
この日のメイン・イベントのオペラへ。
こちらが、ウィーン国立歌劇場。
威風堂々とした外観。
エントランスも立派です。
上階の席に続く階段。
豪華すぎて、何だか、どこかの宮殿内部の
見学をしているような気分になりました・・・。
客席内も、もちろん豪華で煌びやか。
この日の演目はアイーダで、
人気演目なだけに、
前売り券は売り切れでした。
アイーダといえば、派手な舞台と動物が登場する事で有名ですが、
こちらでは演出は控えめ。
でも、その分歌手の歌唱力と演技力が際立ち、
最初からぐいぐい引き込まれてしまいました。
指揮者は、珍しく女性のシモーネ・ヤングさん。
繊細な感じのする序曲が美しかったです。
幕間には、これでもかという位、豪華絢爛なバーで一杯。
フツーのスパークリング・ワインを飲んでも、
ドン・ペリニヨンを飲んでいる気分になれてお得 ( ? )。
お昼を食べすぎて夕食をパスしたので、オペラ終了後
近くの屋台で買ったソーセージをお共に、
ホテルの部屋でオーストリア・ワインを飲みました。
オペラ座のバーでなら、神戸牛のステーキを
食べている気分になれたかも。
でも、ソーセージは美味でした・・・。
永遠の都。( 4 / 4 ) [旅]
翌日、朝起きるとなんだか体全体がだる重い。
3日間歩き回った疲れが堆積しているようです。
とはいえ、この日は最終日。
時間もないので、だるさは気のせいという事にして出かけます。
最初に向かったのは、2日前にも訪れた
ヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世記念堂。
この日は、中に入ります。
建物の裏側にあるパノラマ・エレベーターに乗り上部へ。
少し曇ってはいるものの、素晴らしい眺望です。
建物の正面にあるラウンド・アバウト。
車やバイクが回りをぐるぐる走っているのを上から眺めるのが面白い。
ラウンド・アバウトの真ん中にまで綺麗に芝生や花壇を
配置しているのがイタリアっぽくて素敵 !
「全ての道はローマに通ず」ということわざを表現しているかのように
まっすぐに続いている道。
眺めを楽しんだ後は、カンポ・ディ・フィオーリ広場へ。
元々は花畑だったこちらの場所、今では連日
地元民で賑わう市が立っています。
売られているのも、野菜や果物、生活雑貨など
日常生活に即したものばかり。
地元民の日常生活を知るのにはうってつけの場所です。
広場の回りには、小さな工房が点在していました。
こちらは家具の修理工房。
近くのジュリア通りの端には、かの巨匠ミケランジェロが
設計したものの、未完で終わった計画の一部だった橋が、
建物と建物を繋いでいます。
こんな ( 失礼 ! ) 場所にミケランジェロ !
やっぱりローマって奥が深い・・・。
この通りには美しい建物が多く、こちらもその一つ。
入口がこんなに綺麗という事は、中は相当綺麗なんだろうな~。
う~ん、見てみたい !
その後、再びナヴォーナ広場へ。
噴水の正面にあったカフェで一休み。
観光の王道です・・・。
ぶらぶら歩いていると、開店前に行列が出来ているピッツェリアを発見 !
その後、昼食を食べる段になってこちらのお店を思い出し、行ってみる事に。
幸い、タイミングが良くて、待つことなく席に案内されました。
気取りのない店内。
前日に引き続き、キノコのピザを注文。
出てきたピザは・・・
これが、ものすごーく美味しかったのです !
申し訳ないのですが、焼き具合といい味といい前日の物よりはるかに良かった。
帰る前に当たりのお店を見つけられて嬉しいな~ !
最後に、空港にあったフェラーリのバーで一杯。
とても楽しく、しかし日頃の運動不足を痛感した旅でした・・・。
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