ワインとドライブの日々。( 3 / 5 ) [旅]

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翌朝、バスケットに入った朝食が部屋の前に届けられました。
バスケットの色までブドウに因んでいてお洒落 !

軽く朝食を済ませて、さあ出発。



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この日向かったのは、ドルドーニュ渓谷 ( Dordogne Valley )。
ドルドーニュ川の両岸とその周辺に小さな村やお城が点在しています。



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生憎の曇り空でしたが、これはこれで風情があって素敵。



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最初に立ち寄ったのはベイナック ( Beynac ) という村。
こちらの村は、「日本の道100選」のような「フランスの最も美しい村々」
( Les plus beaux villages de France ) に選ばれています。



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村には、村と同名のベイナック城があります。
坂の上のお城を目指し、昨日に引き続き石畳の道をひたすら上へ上へ・・・。
この日は路面が少し濡れていたので
更に滑りそうでコワイ。



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何とか ( 大袈裟 !? ) お城の入口に到着。



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小ぶりながら、歴史を感じさせる古びたレンガ造りのお城。
芝生とのコントラストが美しい !
映画「ジャンヌ・ダルク」の撮影にも使われたそうです。



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見晴らし台からは、はるか彼方まで見渡す事が出来、抜群の開放感。



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対岸にもお城が・・・。



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静かに流れるドルドーニュ川。
う~ん、絵になる !



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こちらは居間。
無機質な感じのする壁の中にも
人が団欒していた場所がちゃんとあります。



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大きな暖炉がある台所。
高い天井からは、食べ物を吊るしておく為と思しき
フックが沢山ぶら下がっています。

更に、調理台らしきテーブルの上には
( 錆びてはいますが ) 大きな肉切り包丁が。
妙にリアル・・・。



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「最も美しい村々」に選ばれているだけあり、
お城だけでなく、村内もとても綺麗で絵になります。
そんなに混みあっていないのもいい感じ。



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ゆっくりしたいのはやまやまですが、
次に向かいます。



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途中、ラ・ロックガジャック ( La Roque-Gageac )という
村を通りかかり、「最も美しい村々」の看板を見つけて寄ってみる事に。

背後に切り立った崖が迫る細い道沿いに
土産物屋やレストランがぎっしりと並んでいます。



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道路のすぐ脇にはドルドーニュ川が流れているので、
本当にウナギの寝床のような町です。



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道路を一本奥に入るとこんな感じ。
すぐそこに崖が迫っています。



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崖と一体化している家 ( ! )。
人間の知恵と勇気に感心・・・。



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続いて立ち寄ったのは、ドンム ( Domme ) という村。



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こちらも「フランスの最も美しい村々」の一つ。
こじんまりとした可愛らしい家々の並ぶ村です。



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村の小さな目抜き通りには・・・



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特産品のくるみとフォアグラを売るお店が並んでいました。



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本当に綺麗な、村のビュー・スポットからの眺め。

暗くなる前に最終目的地に到着する為、
軽く昼食を取った後、次に移動。



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途中、これからの運命が決まっているガチョウ ( 鴨 ? ) 達をしり目に・・・


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ひたすら先へと進み・・・



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夕方には、この日の最終目的地ロカマドゥール ( Rocamadour ) に到着。



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断崖絶壁に造られたロカマドゥールの町。
普通は下から上るのですが、宿泊地の関係で
いきなり一番上に着いてしまったので、
取り敢えず車を置き、下に行ってみる事に。



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町には、崖の一番下から中間地点である参道までの
エレベーターと、参道から町の一番高い場所にある
城壁の脇までの登山鉄道が運航されています。

いささか疲れていたので、
登山鉄道を利用し町の中心に行ってみました。



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ロカマドゥールの中心部には、複数の教会、
そして礼拝堂が集まる場所があり、
その中の一つ、ノートルダム礼拝堂には
数々の軌跡を起こしたと伝えられる
黒い聖母像があります。



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有名な巡礼地でもあるロカマドゥール。
参道沿いにはお店がぎっしりと並んでいます。



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よくこんな場所にこんな町を造ったなぁと感心する程、
切り立った崖の斜面に広がる町。



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参道からは城砦を眺める事が出来ます。



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少し離れた場所から見るとこんな感じ。



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ホテルにチェック・インする為に一旦、城壁脇の駐車場に戻ります。
この日、宿泊したホテルは城壁から車で2分の
便利な場所にありました。

ひと昔前に建てられたスキー場のロッジのようなこのホテル、
チェック・インした時には人気が全くなく、
ひょっとして他に宿泊者はいないのかなぁ~と思いましたが、
後程バス・ツアーの団体さんがやって来ました。



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夜になり、夕食 & ライト・アップされた町を見る為、
再び麓に下りました。

こちらは2枚上の写真とほぼ同じ場所から撮った写真。
暗くなるとずいぶん雰囲気が変わります・・・。



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この辺りのレストランはどこも鴨料理を
売りにしていましたが、私にはちょっとヘビーなので、
夕食は軽めにタルティーヌ ( オープン・サンド )。



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食後、参道に出ると人気がなくひっそりとしていました。
さすが巡礼地、健全です・・・。



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イースターという事もあり、
黒いマリア像のあるノートルダム礼拝堂の前を通りかかると、
中から美しい讃美歌が聞こえてきました。



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オフ・シーズンで最終便が割と早かった登山鉄道。
少し急いで貸し切りの車両に乗り、ホテルに戻りました。

就寝前に、来る途中カルフール ( スーパー ) で仕入れて来た、
ボルドーのメドック地区の赤ワインを部屋飲み。

この日も充実した一日でした・・・。




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