ふたたびマドリッド。( 2 / 3 ) [旅]
翌日、高速列車レンフェ ( Renfe ) に乗り・・・
荒野を走り抜け・・・
辿り着いた先は、ローマ時代の
水道橋で有名なセゴビア ( Segovia ) 。
紀元1世紀頃 ( ! ) に建てられたと言われている水道橋。
近代まで使われていたそうです。
真下に立つと、よくこんな立派な物を
造ったなぁという驚きと、未だにこんなにも
綺麗に保存されている驚きが同時に沸き起こります。
町の中心の広場の脇に階段があったので、上ってみました。
上った先にはいきなりの絶景 !
セゴビア・・・綺麗な町ですね~。
さすが、世界遺産。
続いて、小ぶりですがとても趣のある町中へ。
ぶらぶら歩いていると、大きな広場の前にある
立派なカテドラルに突き当たりました。
真っ青な空に、淡いクリーム色のコントラストが美しい !
カテドラルの脇を通り抜け更に先へ。
途中、振り返ると強い日差しに照り付けられたカテドラルが
ひっそりと佇んでいました・・・。
8月末とはいえ、まだまだ暑いセゴビア。
降り注ぐ水に花たちも嬉しそうに見えます。
手入れの行き届いた花壇の奥に・・・
堂々と聳え立つお城。
余りにも強い日差しに、屋根の瓦 ( ? ) が
ピカピカと光ってちょっと安っぽい
感じを醸し出していますが、
まぁそれは置いておいて・・・
中はとっても立派です。
( お城なので、当たり前か。)
展望バルコニーに出ると、辺りは一面
カルティーリャの荒野。
遥か彼方まで続いています。
翻って町の方角を見遣れば
連なる山々を後方に従えたカテドラルが。
絵になる風景です・・・。
再び町中に戻り・・・
こちらのお店でランチを食べる事に。
一見、地味~な感じですが・・・
お店の奥にはこんな素敵なテーブル席が !
ランチョン・マットとナプキンもお洒落で素敵でした。
最初に出てきたパン。
始めてお目にかかる形です。
この土地独特のパンなのかな ???
続いて、前菜のスープ。
辛そうですが、全然そんな事はなく
卵がアクセントになったとても美味しいスープでした。
メインはブタの炒め物。
セゴビアは豚が名物だそうですが、
確かに ! と頷く美味しさでした。
何故か気になった、セゴビアの町中でよく見かけた・・・
レストランの店舗の脇にくっついていたカウンター。
外で飲む人用のカウンター ?
注文窓口?
それとも、外のグラスを下げて置く場所 ?
謎です・・・。
セゴビアの名物料理は、
何と、生後間もないブタの丸焼き !
だとすると、先程食べたブタも・・・
う~ん、あまり考えないでおこう・・・。
などと考えながら歩いていたら
件のブタの丸焼きに遭遇 !
尾頭付き ( ? ) でなかなか迫力があります・・・
そろそろ帰りの電車の時間も迫ってきたので、
水道橋前から駅へ向かうバスに乗り・・・
定刻にやってきた電車で帰途につきました。
この日利用した、高速列車のレンフェ は本当に便利で、
在来線では片道2時間掛かるマドリッドーセゴビア間が
たったの30分 !
発着時間も正確だし、乗り心地も◎で言う事なしです。
マドリッドに戻り、前日に不完全燃焼だった
バル巡りに出かけました。
素敵なバルが軒を連ねる通りがあったので
その中の一件にふらりと入ってみる事に。
ちょっとレトロっぽい感じでまとめられた
素敵なお店でした・・・。
続いて、同じ通りの少し先にあったこちらのお店へ。
老舗の雰囲気が漂う落ち着いた店内でした。
その後、壁一面に貝殻がぶら下げられた
ムール貝専門のバル、ラ・リア(La Ria ) へ。
最初に白ワインを注文すると、巨大なお猪口のような
陶器になみなみと注いでくれました。
最初はベーシックにムール貝のニンニク・マヨネーズ掛け。
ぷりぷりで美味しいです !
貝の殻にムール貝ベースの詰め物をして焼いた一皿。
こちらもなかなか。
ついでに、スペインのバルの定番、パタタス・ブラバス
( フライド・ポテトにピリ辛ソースを掛けたもの)も頼んだら
お腹が一杯になってしまい
敢え無くギブアップ。
もう、1・2件、いや2・3件行きたかったのに
この日も残念な夜でした・・・。