郷に入りては・・・。 ( 2 / 4 ) [旅]
2日目は一般の入場が始まる10時にメスキータ (Mezquita) へ。
「メスキータ」はスペイン語でモスクという意味。
現在ではカトリックの教会として使われています。
印象的なアーチ型の柱が連なるメスキータ。
朝一番で入場したので
まだまだ人影まばら。
ゆっくりと見て回ります。
こちらが現在の教会の中心部。
先程とは雰囲気がガラリと変わります。
一般的なカトリックの教会も
綺麗で威厳があり素敵ですが
メスキータ独特の雰囲気も
素晴らしいの一言。
建物を出る頃には
次々と団体さんが到着し
内部は結構混みあっていました。
こちらは赦しの門と呼ばれる門。
くぐると罪が赦されるそうです。
う~ん、いったい何度くぐれば罪のない人に
なれるんだろう・・・。
折角ここまで来たので
メスキータの敷地内にある塔に
上ってみる事に。
案内付きでしか上る事が出来ず
一回の人数が決まっているとの事でしたが
まだそれほど混み合っていなかったので
15分後に入場可能なチケットを
購入出来ました。
時間が来たので入場。
皆んなでひたすら階段を上ります。
展望バルコニーに到着しました。
こちらからは・・・
メスキータの中庭の様子を見る事が出来ます。
整然と並んだ木々が綺麗。
見上げれば、頂上はまだ遥か彼方。
ここで終わりなのかな~と
思っていたら、10分後に
係りの人から
「上に行きますのでついて来て下さい。」
という案内を受け更に階段を上って・・・
四方に鐘の並ぶバルコニーに到着。
鐘はそれぞれ製造された年代が
異なり、レプリカの物もあれば、かなり古い年代の物もありました。
再び、係りの人の号令で
階段を上り・・・
もう一つ上のバルコニーに到着。
上に上がるにつれバルコニーの
面積も狭くなっていくので
人数制限の意味が良く分かります。
ここまで来るとかなり見晴らしが良く
遠くまで見渡す事ができます。
メスキータの全体像も。
ふ~ん、こうなっていたんですね。
なるほど~。
地上から見上げた時にはものすご~く
高い所にあった頂上の鐘も今は真近に。
傍らでは、どこかの国のテレビ局の人が
熱心に取材中。
再度、係りの人の号令で
ぞろぞろと階段を下り
無事 ( ? ) 地上に到着。
なかなか見ごたえがあって
楽しかったです。
続いて、こちらも観光名所の
花の小路 ( Calleja de las Flores ) に
行ってみました。
この小路からは、先程上ってきた塔が
良く見えます。
人気の写真スポットらしく
狭い小路には次から次へと
観光客がやって来ました。
午後からは再びドライブに出かけます。
途中、モントロ ( Montoro ) という名の
白い村を通り抜け・・・
町の一部が世界遺産に指定されている
ウベダ ( Ubeda ) に到着。
実は、この日もお城に行こうと
思っていたのですが、
丁度お昼休みの時間に
あたってしまった為、急遽
行先を変更した次第。
とはいえ、こちらの町も全体的に
お昼休みの真っ最中で、
レストランやカフェを除くと
ひっそりとしていて人通りも少なく
寂しい感じ。
数少ない、営業中だったお店。
壁のディスプレイがかわいい !
町はずれにあった駐車場からは
遥か彼方まで続くオリーブ畑を
一望する事が出来ます。
さて、こちらが世界遺産の一部
エル・サルバドール教会 ( Igresia del Salvador )。
当然 ( ? ) お昼休み中で中に入る事は出来ず。
しかし・・・教会がお昼休みって・・・
「もしその時間にどうしても懺悔したい人が
いたらどうするんだろう」などと
アホな事を考えてしまいました・・・。
再び、コルドバに帰還。
どの通りにも人が溢れて賑やかで
やっぱり、街はいいな~としみじみ。
お昼ご飯を食べ損ねたので
早めに晩御飯。
カフェが軒を連ね
賑わっている小路の奥に・・・
歴史のありそうなタヴェルナを見つけて
入ってみる事に。
とても雰囲気のいい店内で・・・
あっさり味なのにしっかりと出汁が利いた
サフラン・ベースの肉団子スープと・・・
マッシュルームのグリルと・・・
トルティーヤと・・・
コロッケを注文。
昨日に引き続き
どれもこれも美味しくて大満足。
帰り際に再び花の小路に立ち寄ってみると
昼間の喧騒が嘘のような静寂ぶり。
でも、夜に見るライトアップされた塔は
昼間よりも更に美しかったのでした・・・。
2016-10-27 00:41
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