夏はやっぱり暑かった! DAY 8 [クルーズ]
この日、下船してジェノヴァ空港に着いたのは朝の10時。
飛行機は15:15だったので、とりあえずチェック・インだけ済ませて、
どうしようかと空港内をうろうろしていると、
MSCの乗客専用のラウンジを発見。
そこで荷物も預かってくれるというので、
機内持ち込み用のキャリー・バックを預け
車で15分程のジェノヴァの街中に行ってみる事にしました。
ジェノヴァは、さすがに大きな街で港には大きな商業施設や水族館
街の目抜き通りには御覧のような美しい回廊がどこまでも続いていました。
こちらは、サン・ロレンツォ教会 ( Cattedrale di San Lorenzo )。
白と黒の模様が印象的です。
内部も外と同じように印象的なデザイン。
こうゆう風景がイタリアっぽいですねー!
こちらはジェノバ名物のファリナータ ( Farinata )。
ひよこ豆の粉を水で溶いて塩とオリーヴオイルを加え薄く焼いた物。
ものすごーく食べてみたかったのですが、ランチに備えてガマンガマン・・・
うーん残念 !
通りの外れにはこんな立派な門が。
ここで引き返します。
花屋さんに並んでいたキンカンの鉢植え。
ギリシャの島でキンカンのお酒を売っているのを見た事が
ありますが、イタリアではどのように使うのでしょうか ?
ただの鑑賞用かな ???
通りにはこんな電車も走っていました。
先程の通りの反対側。
こちらの回廊は少しデザインが違います。
お昼時の為か通りには車も少なく、静かです。
ランチに美味しい海鮮サラダを食べ、大満足。
さっき我慢した甲斐がありました。
全く予定していなかったジェノヴァ観光。
思わぬオマケに喜びながら空港に戻り、
無事、飛行機で帰途につきました・・・
とはならず・・・
空港に戻り、ラウンジに行くと誰もいなくて、預けた荷物もない !
人が居なくなるので、どこかに保管しておいてくれたのだろうと思っていると
ちょうどそこに係の人が帰ってきました。
荷物の件を聞くと、知らないとの事・・・がぁぁぁーん !!!
( ちなみにこのラウンジは独立していましたが、荷物置き場は共有で、
ラウンジを使う人なら誰でも出入り出来るようになっていました。 )
係の人が、誰かが間違って持って行ったのかもしれないと言って、遺失物係に
問い合わせてくれたのですが、それらしい物は届いておらず・・・。
そうこうしているうちに飛行機の時間も迫ってきたので、
空港内の警察で紛失の手続きをする事になりました。
幸い、ラウンジの係の人が同行してくれて、
イタリア語の通訳をしてくれたので、手続きはスムーズに終了。
キャリー・バックの中には、ラップ・トップと予備の古いデジカメ。
後はたいした物は入っていませんでした。
只、ロンドンに来る時に運んできた、貴重な日本の化粧品を
1週間の旅行だからという事で、新品で使い始めた物が一式入っていて、
それが丸ごとなくなったのがちょっとショックでした。
***
なぜ最後の最後にこんな目に・・・と
がっくりと肩を落としながら、専用ゲートをくぐって外に出ると、
目の前の柱の陰に見覚えのあるキャリーバックが・・・
近づいてみると・・・なんと、なんと行方不明になっていたキャリーバックだったのです !!!
確認すると、中身もそのままでした。
もう絶対に出てこないと思っていたので、驚くやら嬉しいやら・・・。
只、MSCの係の人は、今まで盗難が起こったことは一回もないけど、
よく荷物を間違えて持っていく人がいるから、私には出てくるって分かっていたわ。
と言っていました。
間違えるのは仕方ないけど、元の場所に戻して欲しいよなー。
・・・と言いたいところですが、無事に見つかったので良しとしましょう !
荷物がなくなったのは災難でしたが、MSCの係の人の
迅速な対応は素晴らしかったです。
飛行機も私達の手続きが終わるまで待っていてくれるように手配してくれたし。
又、空港内の連携もきちんとしてました。
出国手続きの窓口にも連絡がちゃんと行っていて、
パスポートを見て「荷物が出てきたって聞いたけど、大丈夫でしたか ?」
と心配してくれました。
そしてちょうど遅れていた飛行機にそのままスムーズに搭乗し、
無事に帰宅したのでした。
***
今回、たとえ専用ラウンジでも、係の人が大丈夫だから置いて行ってくださいと言っても、
大切な物は決して決して置き去りにしてはいけないという事を肝に銘じました。
***
最後に・・・イギリスはずーっと涼しいけれど、夏はやっぱり暑かった ! です。
2015-08-24 11:38
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